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  • [CD] TCS ‎– TCS (PAS-001) *mastering by Pole

    NEW ¥1,100

    東東京~千葉あたりを拠点に、ベーシストのKeisuke Taniguchiを中心として組織され、Experimental、Improvisation、Jazz、Avant-gardeなど、当店が引っかかること必須のキーワードを引っさげて活動するバンド、TCS。一つ一つの曲、はたまた一つ一つのアルバムの話も横に置いておいて、まずそもそも作り出そうとしている空気感がとにかく好き。好き、好き、好き。めちゃくちゃ好きです。Improvisationの要素が濃くなれば濃くなるほど、より音の中で露わになってくるバンドの息遣い。緊張感のある掛け合い。「こんなかっこいいバンドがローカルにいるんだ。」と、ただシンプルに感心してしまった、2021年道程春場所のアフェアー(事件)です。

    大きさや形を変えながらズブズブと深いところに沈み込んでいく音の波。それらの一つ一つの音の粒にいきなり莫大な運動エネルギーを与えたかのようにグルーヴする4曲目。そして最後の5曲目はハウリング(のような)の音に体が包み込まれていく、鎮静剤を投入されたかのようなセッション。SF映画を一本見たかのような展開に唾ゴクリ。

  • [book + CD] Katsuya Knd – ペルー アヤワスカ紀行 + 現地録音集

    NEW SOLD OUT

    鈴木33回転正夫の片割れであるKatsuya Kndによる、ペルーに足を運んでアヤワスカを体験し、そこで感じたこと、見えたヴィジョンを本にまとめ、現地録音のCDとセットにした制作物。道程に届いた一通の手紙が、民謡を経て、まさかアヤワスカへアップデートされるとは思ってもみませんでした。世の中にぶっ飛んだことをやる人は数多くいれど、そんな突出した個性が故にしっかり制作物に落とし込み、世に出している人の割合はあまり高くないわけで。ただ、そんなぶっ飛んだ好奇心とぶっ飛んだ行動力とはある意味で対照的というべきか、この作品を読むと、彼の真面目で人間らしい、愛に包まれた人物像が浮かび上がってきて、優しい気持ちになれます。歳は自分の2個下みたいですが、年齢と経験は無関係だよなぁ。Katsuya Knd、ますます興味湧いてきました。

    [MIX CD] 鈴木33回転正夫 – 民謡33

  • [CD] STHLM svaga – Plays Carter, Plays Mitchell, Plays Shepp (THT33)

    NEW ¥2,900

    静かなるFree Jazzを追求するアーティストSTHLM svagaがJohn Coltrane, Ron Carter, Roscoe Mitchell, Per Henrik Wallin, Archie Sheppの楽曲をプレイしたアルバム。これからやってくる梅雨に備えた一枚としていかがでしょうか。

  • [CD] Miharu Ogura – Ogura Plays Ogura (THT30)

    NEW ¥3,300

    2023年にThanatosisよりリリースされたMiharu Ogura Plays Stockhausenに続き、今作は自身で手掛けたオリジナルの楽曲でのあるばむをリリースしたフランクフルトに拠点を置くMiharu Oguraによる一枚。前作の商品説明で書いた一文を今回も引用させてもらいます。「音楽ど素人の音楽人である道程店主としては、この曲を学術的な視点から解説することはできません。しかし、「鳴っている音がなんかめちゃくちゃやばい。」という感覚は、音楽を聴くという体験の中で、これに勝る価値はないはずです。それをリズムと捉えるか、メロディーと捉えるか。自分の感覚と、それが本当にそうなのか疑う感覚を持つ。そういうことこそあらゆる分野で前衛作家と呼ばれた人々が提示したかったもののはず。」

    [2×CD] Miharu Ogura – Miharu Ogura Plays Stockhausen (THT22)

  • [2×CD] Miharu Ogura – Miharu Ogura Plays Stockhausen (THT22)

    NEW ¥3,800

    現代音楽、前衛音楽、実験音楽など、カテゴライジングが難しい音楽の取扱いも少なくない当店。そんななかでも、今作のように楽譜を持つ音楽、言い換えれば、明確に西洋音楽の系譜上にある音楽の作品はあまり多くありません。1996年生まれで、世界中でコンクールの受賞経験を持ち、3歳からピアノと向き合う日本人ピアニスト、Miharu Oguraさんが今作で演奏するのは、BoulezやLuigi Nonoなどと同様に、“古典を起点として持ったうえでの”新しい(古典へのアンチテーゼ的意味を持つ)アプローチや手法を提示した前衛音楽家、StockhausenのKlavierstücke I–XI。2021年のMONOPIANO festivalでの演奏の実況録音盤です。音楽ど素人の音楽人である道程店主としては、この曲を学術的な視点から解説することはできません。しかし、「鳴っている音がなんかめちゃくちゃやばい。」という感覚は、音楽を聴くという体験の中で、これに勝る価値はないはずです。それをリズムと捉えるか、メロディーと捉えるか。自分の感覚と、それが本当にそうなのか疑う感覚を持つ。そういうことこそあらゆる分野で前衛作家と呼ばれた人々が提示したかったもののはず。遠い宇宙に住む生物のお話を聞いているような感じにも聴こえるのは私だけでしょうか。

  • [CD] Various – The Encounters

    NEW SOLD OUT

    東心斎橋のClub STOMPのドネーション企画として制作されたコンピレーションがCDとなって登場。当初店頭販売としておりましたが、考えた結果web storeでも販売させていただくことにしました。商品詳細にトラックリストを記載しました。今回、コロナによる社会全体や僕らの遊び場への影響を見て、普段店がお客さんとどう付き合っているのかが露骨に出るなぁと思いました。

  • s/t – she luv it

    NEW セール ¥1,300

    西心斎橋から一本大きな道を隔てたエリアに存在するbar/space、”atmosphare”にて夜を深める人物らが中心となり結成された緩やかな集合体、she luv it。10年代初頭の結成以降、ある種カルトな存在感を持ちながらフリーフォームに活動を続けるも、音源は初期に残したdemoとTONE DEAFとのsplit 7″epのみと寡作だった彼らの2019年1st アルバム。トリプルギターにツインベースという無慈悲な編成が取った方法論は粗暴に落とし込むようなBEATDOWNを主幹におきながら、光がちらつくようなNOISEのレイヤー、UK/US/JP CRUST、NYのWINTERに通じるDOOM/SLUDGEの特異性、80’s関西パンクの暴力性から90’s関西HCの熱に魘されたような昂揚感が過不足なく、そしてANARCHO PUNKが提示したINDIVIDUALという選択肢とそれに伴うある種の冷酷さをもって、猥雑な夜の街をホワイトアウトさせる全8トラック収録。

  • (再々々々々々々々入荷)[CD] ECDPOPO – ECDPOPO

    NEW SOLD OUT

    もうかれこれ9回目の入荷となります。(2024年4月時点)
    同居人からも「いつもこれ聴いてるよね。」と言われる一枚。オルガン×トランペット×トランペットからなる神戸のPOPOと、日本語ラップの草分け的存在でありながらずっと垢抜けずに各地のローカルシーンに寄り添い、常にリアルだったラッパー、そして社会運動家でもあるECD(2018年に他界)による全ての音楽ファンに届けたい超名作CD。聴いてるだけで心がふわっとした何かに包まれ、散歩なんかしちゃって、久しく会ってない昔からの友達に電話でもしようかななんてふと思わせられるような、日常にとてつもなくフィットしながらも、超スペシャルな気持ちにさせられるアルバムです。ECD文脈がっちりな人にはもちろん、感覚的に音楽と付き合っている人、普段あまり意識して音楽を掘っていないような人にもプレゼントとかであげたりなんかしたらバッチリな一枚。オススメとかを越えて、持っていないとアキマヘンなブツ。

    円盤がリリースしているECD作品として、こちらも是非ご一緒に。

    [CD] ECD+イリシット・ツボイ+久下恵生 – session impossible

     

    あとこれも

    Kanji Nakao Trio (Tonkatsu-1) ※店頭陳列分のラスト1枚。状態確認はメールにて。

  • (整理中に発掘)[CD] Various – 18 Remixes

    NEW ¥1,800

    TREASURE BOX is the independent dance music lable in Kyoto. TRESURE BOX 002番に収録の「18」を関西を中心とするHankyovainの仲間達が料理し直しました。全11曲。

  • IRONSTONE – FYT2

    NEW ¥1,200

    IRONSTONEが送る、本命11トラックと、お楽しみ88トラックから成る99トラック入りのおもちゃ箱!東金B¥PASS(なぜか俺のPCは半角の¥が出せない)やAIWABEATZなど、親交が深いアーティストも参加。近年のトラックメーカーとしての赤石さんの作品はAIWABEATZとのドリル作品や、BASS系のものが多い印象で、この作品も同様のベクトルであることは間違いないのですが、どこかコンテンポラリーな質感(いわゆるBASS MUSICとは質感、フォーカスしている音域ともに真逆なものとしてのコンテンポラリーという意味で。)もあり、道程が追っている北欧のExperimentalの透き通った感じ、または誰もいない銭湯で天井の水滴が湯船に落ちる音を聴くような緊迫とリラクゼーションの並立といったような感じを覚え、スッと体に入ってきました。新しい感覚を求めている人に手に取って欲しい作品です!

    Hoodishレーベルからリリースされたこちらもあわせてどうぞ!

    [Cassette] IRONSTONE – LET THE DOG IN THE HOUSE ,LET THE HUMAN DIE OUTSIDE (HDR-002)

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara, Ayako Kanda – FUJIN/RAIJIN (NOMART-127)

    NEW ¥2,200

    宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第六弾!企画者であり、これまでの全作品に参加しているNomartのsaraと、今回聴いてかなり度肝を抜かれた声の魔術師Ayako Kandaによるコラボ。Fujin Raijinというタイトルも納得の、神々の世界の畏れすら覚える狂気のハーモニーがここに。「空間に存在するあらゆる音を生身の声から変幻自在に創り出し…」と書かれているKandaさんのプロフィールも納得の、声でここまで行けるのかというレベルの圧巻のパフォーマンス。Meredith Monkと共通するところありますね。そして録音とマスタリングを担当するのは、これまでの作品でもお馴染みの宇都宮さん。BAROm1と名付けられた自作のマイクは、1Hzから録音可能という、理解が追い付かないところに到達。大阪アヴァンギャルドがこんなかたちでまだ存在していたなんて。今年絶対遊びに行きたい場所の一つ!

    シリーズ過去作品はこちらから。(https://doteirecords.com/product-tag/nomart-editions/

    Wergoからリリースされている、こちらの作人を想起させられました。

    Electric Phoenix – Electric Phoenix (WER 60094)

  • [CD] Takecha – Sound Colors (PRIVACY-004)

    NEW ¥2,600

    moanyusky主宰のPrivacy最新作はの日本人電子音楽作曲家のTakechaによる10曲入りのアルバム。Album Oriented Downtempoと言えばいいのか、収録されている10曲をこの流れで聴く意味があるように思います。90年代のリリースもあり、近年また積極的に国内外のレーベルからリリースしているアーティストだけに、音の置き方やミキシングバランスなど、経験値を感じさせる、まとまりのある内容。ダンスフロア、車内、リビングルームと色々な場所で響いてほしい一枚。

    レーベル過去作品のこちらも改めてチェック↓

    (再入荷) [CD] moanyusky – JUST RELAX AND

  • [CD] Mitsuki – Future classic vol.2 (18 years old encore 2001 mix)」at my house

    NEW ¥1,500

    Mole Musicを運営するアラフォーのDJ、Mitsukiが18歳の時に自室で録音したMixが手作りの装丁、そしてお楽しみ付録同梱でリリースされました。私もその影響を隠そうにも隠しきれないMole MusicとMitsukiさん。当時の彼を知る人にも、そしてこのミックスと時を同じくしてミレニアムの夜明けに誕生した若い人にも手に取ってみてほしい作品です。納品書の件名に「CD-R代として」と書かれていることからも並々ならぬCD-Rへの熱量を感じるこの作品。当時Future ClassicというイベントをDAWN(現NOON)で開催していた仲間達と制作していたCD-Rシリーズの再販とのこと。

    「今回の再販に関してもなぜCD-Rに拘るのかという点については、CD-Rという物質においてのみ、現在の自分の自主制作の技術で意図した音での複製が可能な媒体、という結論に至ったからです。これは日本のCDやCD-R技術の歴史に言及しなければいけないので、皆さんとお喋りするときの話題にしたいなぁ、と思います。」

    とのことです。よろしくお願い致します。

  • [CD] MOROI – SUIREN

    NEW ¥3,300

    辛いけど嬉しいニュース。ちょうど一年前の昨年2022年12月24日に他界した、八王子のSHeLTeRを拠点に、独自のディグと選曲のアプローチ、そして音との対峙のスタンスをもってして、音楽を生活の友としていた偉大なる人物MOROIさんが生前に手掛けていた最初で最後の音源がCDでリリースされました。MOROIさんとはSHeLTeRで出会い、私が勝手に「ペンタゴン」と呼んでいた、MOROIさんの自宅にある五角形の音楽鑑賞室(その形状が故に定在波が発生しにくい)にもよく遊びに行かせてもらい、再生音楽の新しい世界を見せていただきました。彼の音楽の聴き方、かけ方の哲学のごく一部しか私は体験できていないかもしれませんが、それでも今の自分の中に深く刻み込まれています。また、今までたった一度しかやっていない周年パーティー(2周年)にもDJで出演してもらい、その時のプレイはただただ圧倒され開いた口が塞がらない、ダンスミュージックと実験音楽が繰り広げる、それはそれは言葉にできない体験でした。「もっとたくさん音楽の話をしたかった」などと言い出せばキリがありませんが、MOROIさんがくれた音楽体験を抱きしめながら、今日もまた歩みを進めたいと思います。ギンジさんが手掛けたアートワークと装丁も実にお見事。楽曲紹介はやめておきます。とにかくもう半端ねぇ音源です。

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara, Otomo Yoshihide, Shin’ichi Isohata – HUMANKIND (NOMART -126)

    NEW ¥2,200

    宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第五弾!フリージャズなどの即興音楽のリリースと、朝ドラのあまちゃんの音楽など大衆向け映像作品の音楽も手掛ける大友良英が参加。音数が減ると、より空間で鳴っている音の動きが見て取れて面白いです。第二弾から宇都宮さんが録音も担当しているようですが、どの作品もGallery Nomartでの同じ場所での公開録音につき、マイクの位置/向きなど、結果を受けて改善を図っていることでしょう。シリーズ通して聴いたときにそういう聴き方も一つの楽しみ方になるかも。

    【道程から見た宇都宮さん(お会いしたことはないんですが、、、)】
    私と親しくしていただいている方であればその名前を聞いたことがあるであろう、八王子の積み木崩し団地に住む、ドヤ街の音師こと、溝口さん。彼について話しはじめるとキリがありませんが、電気、物性、空間的なアプローチから音響改善の案件に従事する溝口さんは、数多といる“自称サウンドエンジニア”とは次元が違う、私も尊敬している人物なわけです。そんな溝口さんから「宇都宮さんっていう人がいてさ。あの人は音響界の宝だよ。おれなんかとはレベルが違いすぎる。」という話を聞いたのは1年ほど前のこと。最近溝口さんの指導のもとでスピーカーや電源タップを自作している俺が野ウサギだとすれば、溝口さんはヒグマ、そして宇都宮さんはティラノサウルスというような構図だろうか。「ガイガーカウンターを自分で作っちゃうんだもん。」そう、放射線測定器を自作してしまうほどの人物で、「電子工作が得意で」と言っているようなレベルの人とは違う銀河系の住人である。製作、修理、音響技師を生業として、サービスマニュアルなんて存在しないようなガチンコの経験と技を必要とする「プロ対プロ」の仕事の第一線を越えてきた経験と知識が、Facebookの投稿にですらにじみ出ている。そう、人並みの音響技師には思い出の詰まったカセットテープの修復の仕事は入っても、玉音放送の修復の仕事なんて舞い込んではこない。人並みの音響技師は指向性によるマイクの選び方を知っていても、マイクを自作するところからやったりはしない。とにかく今、道程が気になって仕方ない人物の一人なんです。

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