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  • 空間現代 ‎– Palm (SOMA032)

    NEW ¥3,300

    (DLコード付属)音楽に対するアプローチも、表現に対するアプローチも、単に”バンド”と形容するには多層的過ぎる活動を行うバンド「空間現代」がオーストリアのレーベル「Ideologic Organ」からリリースしたこちらのアルバム。Ideologic Organも同様、ただ”レーベル”と形容するとその実態を見誤る発信を行う集合体です。空間現代がこのアルバムで奏でる音も、既存のジャンル名で説明しようとすると誤解を生む可能性のあるような複合、連なり、表現が交差し合っている、詩的な内容。淡々としているのに、やたらメッセージ性も感じてしまうサウンド。これはワールドワイドに反響がありそうな作品。

  • 空間現代 ‎– Tentei (Soto 001)

    NEW ¥2,850

    空間現代が運営する京都のライブハウス/スタジオであり、それ以外にも多機能な空間としての顔も持ち合わせる「外(Soto)」がレーベルをスタートし、初のバイナルリリースとなったのはこちら、オーナーである空間現代によるTentei。空気中に飛び交う粒子のように、始まりを起点とせず、終わりを目標点としないテンションで進んでいくセッション。“Just Being”という言葉を与えてもいいかもしれません。そんな中に存在する展開はときに希薄で、ときにドラマチックでもあります。京都で場所を運営しながらバンドとして活動し、「Chigaukoto Wo Kangaeyo」の精神で新しい文脈を作る空間現代の活動に注視しましょう。

  • Chie Otomi & Hirotaka Shirotsubaki – Season of Wandering (MEDS084)

    NEW ¥1,400

    【DLコード付き】今回もレーベルよりオフィシャルレビューご依頼いただきました!

    Muzan Editionsからこれまでいくつかの作品をリリースしているChie Otomiと、彼女と同様に関西に拠点を置くHirotaka Shirotsubakiが共同で制作したドローン作品。夏が終わり、冷たい冬の訪れを意識させられる秋という季節に、音がもたらす情景がぴったりとハマる一本。春がフォーミングアップであれば、秋はクールダウン。旅に向かうときに必要な準備には嫌でも意識を向けさせられるものの、旅から日常に戻る準備にはなかなか気が回らないもの。しかしながら体験を記憶へと昇華させるその作業が、過去を経て、今を形成し、未来へと歩みを進めるためには実は一番大切だったりする。模様替えしながら聴いてみよう。サツマイモでもふかしながら。

    当店で取り扱っているMuzan Editionsの過去のリリースはこちら。https://doteirecords.com/product-tag/muzan-editions/

  • Glyn Maier – A Passage (MEDS083)

    NEW ¥1,400

    【DLコード付き】今回もレーベルよりオフィシャルレビューご依頼いただきました!

    大胆に移り変わっていく音に、大小様々な時間軸の出来事を自然と頭の中で重ね合わせたくなるサウンドスケープ作品。楽曲としてとらえるよりも、この音とともにどのように時間を過ごすかという問いを投げかけられているような気さえする。俯瞰してみれば、時間の流れは全ての人に等しく連続的に進んでいくものであるが、個人的な観点からは常に均一なグラデーションを伴っているわけではない。昨夜ベッドに入ったときのマインドが、必ずしもそのまま朝起きたときに引き継がれるわけではないように、認知できる意識の範疇の外にあるような脳の動きであったり、はたまた完全に自分とは切り離された外的な要因に左右されながら、”私の時間”は句読点を打ちながら次のフェーズに突入していく。A Passageというこの作品のタイトルは、客観的に定義されていない(されている場合もあるが)一つの区切りの単位として用いられる言葉のようだが、作曲者の個人的なその一節一節を、自分自身の感情や時間の移り変わりなどに置き換えてみれば、音楽体験のみならず、文学的なリスニング体験を得ることができるのではないかと思う。

    当店で取り扱っているMuzan Editionsの過去のリリースはこちら。https://doteirecords.com/product-tag/muzan-editions/

  • Carl 666 Gustaf – Claim (THT29)

    NEW ¥3,800

    今回のThanatosisはDark Industrialな一枚!聴いたことがないような音楽です。ゴスっぽさやメタルっぽさも感じるし、Technoの要素も入っています。そしてThanatosisのリリースに欠かせないExperimentalなフレーバー。

  • Vathres – Liturgy of Lacuna (THT28)

    NEW ¥3,800

    やっぱりこのレーベルは何かが違う。Avant-Jazz, Experimentalの流れの中に突如としてダンスミュージックが入ってきたかと思えば、今作はPost Rock的、なんならAlternative Rockって形容しても間違いではないような質感で来るんだから驚きです。それでも一貫して守り抜かれているContemporaryな雰囲気とExperimentalなアティチュード。こういうことをしているレーベルがもっと増えてきたら面白いんですけど、これってなかなか難しいんだよなぁ~。

  • Vilhelm Bromander – In this forever unfolding moment (THT27)

    NEW ¥3,800

    素晴らしいAvant Ethno Jazz!Swedenに移住したDon Cherryの吐息も感じさせる、スリリングなセッション。B1はインド古典音楽にも造詣が深いVilhelm Bromanderの第三世界的サステインミュージック(僕が適当に使ってる言葉ですが、電子音ではないドローンのイメージです)の要素もふんだんに用いられつつ、トランペット、トロンボーン、サックスなどの西洋管楽器、そしてボーカルとの混ぜ方のセンスも抜群。

  • [CD] Vasco Trilla – A Constellation Of Anomaly (THT26)

    NEW ¥2,600

    たくさんの種類の打楽器を、少々型破りなあんな方法やこんな方法で演奏した狂気的な一枚。ロシアの平べったい鐘を弓で弾いたり、2つのスネア・ドラムを共鳴器としてドラムのように琴を叩いたり、イランの伝統的な丸い鐘とガムラ・ ストリップをミックスしたり、ティンパニの中にたくさんのオルゴールを仕込んだりなど、それらの音源(楽器)を集めるところからスタートしたであろう旅路は、組み合わせを経て、音楽としてこの世にアウトプットされました。俺そういうの大好きだよ、この野郎!

  • [CD] Peter Söderberg – String Dialogues (THT25)

    NEW ¥2,600

    各曲記載のある通り、12個の弦楽器を用いて全てDUO編成(二人組)で行った6曲から成るセッションの記録。プロフィールを見ると、ヨーロッパのいくつもの音大に籍をおき、John CageやSteve Reichの楽曲のカバー作品をリリースしている、アカデミックな現代音楽のバックグラウンドを持つ人物みたいです。各弦楽器の音色の組合せを楽しんでください!

  • [CD] Martin Küchen & Sophie Agnel – Detour Tunnels Of Light (THT24)

    NEW ¥2,600

    これまでにも複数タイトルThanatosisからリリースしている、SwedenのAvant-Jazzシーンで90年代から活動するサックス奏者のMartin Küchen。彼がサックス、パーカッション、電子音などを担当し、Sophie Agnelがピアノとその他”物音”を奏でてセッションを行った、Borlunda Church(教会)での録音。電気的なリバーブはもはや不要の空気感。その場の緊張感が、こちらの体内にも乗り移ってくるかのようなエラー録りはお見事。Thanatosisのリリースの枢軸を形成する、WetなAvant Jazzを体現するかのような録音とプレス。素晴らしすぎます。

    Martin Küchen – Det Försvunnas Namn (THT3)

    [CD] Martin Küchen – Utopia (THT11)

  • AUTORHYTHM – Songs For The Nervous System (THT23)

    NEW ¥3,800

    Avant寄りのJazz作品が多いThanatosisですが、いきなりこういうNew Waveのような作品もリリースしたりする、そういうところが本当にかっこいいです。とにかくAlex Zethonはミュージシャンとしても、レーベルオーナーとしてもセンスが良い!これに尽きます。さてさて今作ですが、Thanatosisから7インチでもリリースしているストックホルムのアーティストAUTORHYTHMによる、質感で統一させて、それ以外は色々なリズムやメロディーパターンで展開してくる、とても音楽的な素晴らしいアルバム。Techno寄りな曲、Italo DiscoのRe-Editみたいな曲もあれば、Electronicaにカテゴライズされるような曲も。ダンスミュージック好きにも、Ambient/Experimetal好きにも、Non-Music好きにもオススメできる内容。Thanatosisスタンダードの高音質な出音もお楽しみください。

    [7″] AUTORHYTHM – Synapse / Oxytocin (THTSS2)

  • [2×CD] Miharu Ogura – Miharu Ogura Plays Stockhausen (THT22)

    NEW ¥3,600

    現代音楽、前衛音楽、実験音楽など、カテゴライジングが難しい音楽の取扱いも少なくない当店。そんななかでも、今作のように楽譜を持つ音楽、言い換えれば、明確に西洋音楽の系譜上にある音楽の作品はあまり多くありません。1996年生まれで、世界中でコンクールの受賞経験を持ち、3歳からピアノと向き合う日本人ピアニスト、Miharu Oguraさんが今作で演奏するのは、BoulezやLuigi Nonoなどと同様に、“古典を起点として持ったうえでの”新しい(古典へのアンチテーゼ的意味を持つ)アプローチや手法を提示した前衛音楽家、StockhausenのKlavierstücke I–XI。2021年のMONOPIANO festivalでの演奏の実況録音盤です。音楽ど素人の音楽人である道程店主としては、この曲を学術的な視点から解説することはできません。しかし、「鳴っている音がなんかめちゃくちゃやばい。」という感覚は、音楽を聴くという体験の中で、これに勝る価値はないはずです。それをリズムと捉えるか、メロディーと捉えるか。自分の感覚と、それが本当にそうなのか疑う感覚を持つ。そういうことこそあらゆる分野で前衛作家と呼ばれた人々が提示したかったもののはず。遠い宇宙に住む生物のお話を聞いているような感じにも聴こえるのは私だけでしょうか。

  • John Chantler & Johannes Lund – Andersabo (Johs & John 1)

    NEW ¥3,800

    ゲートフォールドジャケットの豪華装丁な一枚。過呼吸状態のベースサックスと、John Chantlerお得意の電子音をスプレー状に散布した、四方八方を音に包み込まれるA1。A2はうって変わって点の集まりというよりは線的なドローン。B面はたっぷりと、ディジュリドゥのようなベースサックの奏法に、フィールドレコーディングが散りばめられたストーリー性のある一曲に。

  • John Chantler – Which Way To Leave? (RM463)

    NEW ¥3,600

    (DLコード付属)Experimentalパラダイスな一枚。全員にオススメはしませんが、ある一定の層には全力でオススメしたいようなレコード、それがこういうブツです。チェロ、エレキベース、その他モジュラーなど電子楽器で構成された、Droneと言えばドローン、ノイズと言えばノイズ、ミュージックコンクレートと言えばミュージックコンクレートな、異音の決起集会的な問題作。

  • John Chantler – Tomorrow Is Too Late (RM4107)

    NEW ¥3,800

    このB面!これぞSonically Illusionと言うようなPanningと周波数分離に支配されたMusic Concrete的世界。めちゃくちゃ好きです。ありそうでなかなかないのよこういうの!

結果の61~75/429を表示しています