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  • [book] 黒猫店主 – 観々日5

    NEW ¥880

    黒猫店主の田口氏が毎何かを鑑賞し毎一本レビューを書いたの記録の2022年10月1〜2023年3月31の半年分。183本のレビューを収録。鑑賞、考察、記録、アーカイブの達人によるデイリーレビュー集。今回5作目にして、これにてシリーズ完結とのこと。

    これまでの作品はこちらから↓
    https://doteirecords.com/?s=%E8%A6%B3%E3%80%85%E6%97%A5&post_type=product

  • Ben Babbitt ‎– Paris Window Original Score (NNF353)

    NEW セール SOLD OUT

    レーベル在庫のラスト1枚。詳細不明ですが、映画のサウンドトラックとして作られた曲群のようです。はじめジャケットを見たときは何事かと思いましたが、それを聞いて一度納得。ただ針を落としてみると、家庭内大混乱のようなジャケからは想像もつかないような、普遍性に満ちた(家庭・個人とは正反対という意味で)音が詰まってました。喧嘩はよくないし、ましてや倒れている相手の上に足を乗っけているこの状態は家庭内で起こってほしくない、そう心から思います。

  • Dylan Ettinger ‎– New Age Outlaws (NNF208)

    NEW セール SOLD OUT

    レーベル在庫のラスト2枚。勢いよく噴き出したマグマが、やがて温度が冷め、穏やかに硬直し地に足を下すかのように、マイナーコードで歪の効いた音をNew Ageらしい柔らかく爽やかな曲調が包み込む、二面性が混在した、他にありそうであまりなし美しい一枚。

  • [Cassette] Maria Minerva – Soft Power (SILK120)

    NEW セール ¥700

    レフトフィールドオブクキュアニューエージポップ(ディスコ)?で合ってますでしょうか?Not Not Fun, 100% Silkでこれまで合計10作品近くリリースしているエストニア出身のアーティスト、Maria Minerva。これらのレーベルでは比較的珍しいヴォーカルもの。

  • [Cassette] Golden Hallway Music – Rules & Chance Vol. 2 (NNF374)

    NEW セール SOLD OUT

    2020年夏に発売されたVol.1の続編。リズムトラックスとニューエージトラックスがバランスよく混在した作品。彼らが使っている”霧がかったラーガ”という表現が実にしっくりくる、あなたのリラクゼーションの一助となるであろう一本!

  • [Cassette] Eleventeen Eston ‎– Delta Horizon (NNF292)

    NEW セール SOLD OUT

    マルチインストルメント奏者Eleventeen Estongがもともとは2014年にNot Not Fun Recordsからリリースしたアルバムがこちら。その後2019年には当店でも取り扱っているGrowing Bin Recordsに再発され、この度Not Not Fun Recordsより再び再発となりました。Soft Rock、New Age、City Pop、New Waveなどの要素が散りばめられ、独特フィルター処理によりアルバムとしての整合性をまとめあげた、13曲から成る大作となっております。(※ケースに小さくかけている箇所があります。)

  • [Cassette] Liila – Soundness Of Mind (NNF373)

    NEW セール SOLD OUT

    Portland在住のDanielle DavisとSteven Whiteleから成るデュオ、Lillaのデビュー作となるカセットテープ。非常に完成度の高いアンビエント/ニューエイジ作品をしょっぱなから投下。特に5曲目のwhale song for no oneは人の声にエコーをかけたようなシンセの音色の神々しいバックサウンドの中に美しい鍵盤の音に、心が洗われます。

  • [CD] Mitsuki – Future classic vol.2 (18 years old encore 2001 mix)」at my house

    NEW ¥1,500

    Mole Musicを運営するアラフォーのDJ、Mitsukiが18歳の時に自室で録音したMixが手作りの装丁、そしてお楽しみ付録同梱でリリースされました。私もその影響を隠そうにも隠しきれないMole MusicとMitsukiさん。当時の彼を知る人にも、そしてこのミックスと時を同じくしてミレニアムの夜明けに誕生した若い人にも手に取ってみてほしい作品です。納品書の件名に「CD-R代として」と書かれていることからも並々ならぬCD-Rへの熱量を感じるこの作品。当時Future ClassicというイベントをDAWN(現NOON)で開催していた仲間達と制作していたCD-Rシリーズの再販とのこと。

    「今回の再販に関してもなぜCD-Rに拘るのかという点については、CD-Rという物質においてのみ、現在の自分の自主制作の技術で意図した音での複製が可能な媒体、という結論に至ったからです。これは日本のCDやCD-R技術の歴史に言及しなければいけないので、皆さんとお喋りするときの話題にしたいなぁ、と思います。」

    とのことです。よろしくお願い致します。

  • [CD] MOROI – SUIREN

    NEW ¥3,300

    辛いけど嬉しいニュース。ちょうど一年前の昨年2022年12月24日に他界した、八王子のSHeLTeRを拠点に、独自のディグと選曲のアプローチ、そして音との対峙のスタンスをもってして、音楽を生活の友としていた偉大なる人物MOROIさんが生前に手掛けていた最初で最後の音源がCDでリリースされました。MOROIさんとはSHeLTeRで出会い、私が勝手に「ペンタゴン」と呼んでいた、MOROIさんの自宅にある五角形の音楽鑑賞室(その形状が故に定在波が発生しにくい)にもよく遊びに行かせてもらい、再生音楽の新しい世界を見せていただきました。彼の音楽の聴き方、かけ方の哲学のごく一部しか私は体験できていないかもしれませんが、それでも今の自分の中に深く刻み込まれています。また、今までたった一度しかやっていない周年パーティー(2周年)にもDJで出演してもらい、その時のプレイはただただ圧倒され開いた口が塞がらない、ダンスミュージックと実験音楽が繰り広げる、それはそれは言葉にできない体験でした。「もっとたくさん音楽の話をしたかった」などと言い出せばキリがありませんが、MOROIさんがくれた音楽体験を抱きしめながら、今日もまた歩みを進めたいと思います。ギンジさんが手掛けたアートワークと装丁も実にお見事。楽曲紹介はやめておきます。とにかくもう半端ねぇ音源です。

  • [Cassette] AIWABEATZ / ASPARA – とあるバンドメンバーの失踪について / 맑은 공기

    NEW SOLD OUT

    AIWABEATZからのこの作品に関する案内メールを既読スルーして(故意ではない)約一ヵ月後の10月某日、「これスクリューにするとやばい」というレコードを見つけると、デパートの外商のごとく個別にAIWAさんへLINEでメッセージすることが習慣になっている私は、チャットスクリーンを開いて気がついた、「やべぇ返信し忘れてる」。返信していない状況でこちらの要件(外商のメール)を先に送った俺にもにこやかに(たぶん)対応してくれたAIWAさん、ありがとう。まだちょっと在庫が残っているかもということで、初めましてのアスパラさんに繋いでいただき、最終在庫をストックしました。イルビエント云々はググってもらうとして、5個くらいのでたらめな文脈が並行して置かれてパッケージングされたこの物質は、英語が韓国語に訳されたり、また別の英語の文章が日本語に訳されたり、誰かが追悼されたり、音がスクリューされたり、タイトル名も音とは直接つながっていなかったりと、なんだか変な物体である。音だって、車にユーミンと山下達郎とサザンのCDしか載せていないウチの母親に聴かせたら、たぶんわかってもらえないようなブン曲がりかたをしている。だけど淡い色使いの可愛らしいジャケットと、すぐに理解できない装丁は、この作品に愛着を持たせてくれる。インターネットの発達とともに、ほとんどのことはググれば解決する世の中になったが、その反動で溢れた「すぐに理解できないものを見ると発狂する完璧主義者」どもの眼前に羽生善治の究極の一手のごとくパチンと提示してやりたい一本になっている。簡単に理解できる芸術はつまらないし、簡単に理解できる人間はだいたいモテない。※一部は11月に韓国で売りさばく予定。

    (再入荷) [Cassette] AIWABEATZ + preparationset – AIWABEATZ VS preparationset (IPTO-003)

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara, Otomo Yoshihide, Shin’ichi Isohata – HUMANKIND (NOMART -126)

    NEW ¥2,200

    宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第五弾!フリージャズなどの即興音楽のリリースと、朝ドラのあまちゃんの音楽など大衆向け映像作品の音楽も手掛ける大友良英が参加。音数が減ると、より空間で鳴っている音の動きが見て取れて面白いです。第二弾から宇都宮さんが録音も担当しているようですが、どの作品もGallery Nomartでの同じ場所での公開録音につき、マイクの位置/向きなど、結果を受けて改善を図っていることでしょう。シリーズ通して聴いたときにそういう聴き方も一つの楽しみ方になるかも。

    【道程から見た宇都宮さん(お会いしたことはないんですが、、、)】
    私と親しくしていただいている方であればその名前を聞いたことがあるであろう、八王子の積み木崩し団地に住む、ドヤ街の音師こと、溝口さん。彼について話しはじめるとキリがありませんが、電気、物性、空間的なアプローチから音響改善の案件に従事する溝口さんは、数多といる“自称サウンドエンジニア”とは次元が違う、私も尊敬している人物なわけです。そんな溝口さんから「宇都宮さんっていう人がいてさ。あの人は音響界の宝だよ。おれなんかとはレベルが違いすぎる。」という話を聞いたのは1年ほど前のこと。最近溝口さんの指導のもとでスピーカーや電源タップを自作している俺が野ウサギだとすれば、溝口さんはヒグマ、そして宇都宮さんはティラノサウルスというような構図だろうか。「ガイガーカウンターを自分で作っちゃうんだもん。」そう、放射線測定器を自作してしまうほどの人物で、「電子工作が得意で」と言っているようなレベルの人とは違う銀河系の住人である。製作、修理、音響技師を生業として、サービスマニュアルなんて存在しないようなガチンコの経験と技を必要とする「プロ対プロ」の仕事の第一線を越えてきた経験と知識が、Facebookの投稿にですらにじみ出ている。そう、人並みの音響技師には思い出の詰まったカセットテープの修復の仕事は入っても、玉音放送の修復の仕事なんて舞い込んではこない。人並みの音響技師は指向性によるマイクの選び方を知っていても、マイクを自作するところからやったりはしない。とにかく今、道程が気になって仕方ない人物の一人なんです。

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara & tatsuya nakatani – 森の創造物 (CREATURE IN A FOREST) (NOMART -125)

    NEW SOLD OUT

    宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第四弾!ピアノのsaraとパーカッションのtatsuya nakataniによるインプロビゼーションです。佐藤允彦と富樫雅彦のセッションのごとく、無機質なパーカッションとベロシティを持ったピアノの音が折り重なり、感情と音という物理現象がもう一つ深い階層に到達する瞬間を感じてください。

    【道程から見た宇都宮さん(お会いしたことはないんですが、、、)】
    私と親しくしていただいている方であればその名前を聞いたことがあるであろう、八王子の積み木崩し団地に住む、ドヤ街の音師こと、溝口さん。彼について話しはじめるとキリがありませんが、電気、物性、空間的なアプローチから音響改善の案件に従事する溝口さんは、数多といる“自称サウンドエンジニア”とは次元が違う、私も尊敬している人物なわけです。そんな溝口さんから「宇都宮さんっていう人がいてさ。あの人は音響界の宝だよ。おれなんかとはレベルが違いすぎる。」という話を聞いたのは1年ほど前のこと。最近溝口さんの指導のもとでスピーカーや電源タップを自作している俺が野ウサギだとすれば、溝口さんはヒグマ、そして宇都宮さんはティラノサウルスというような構図だろうか。「ガイガーカウンターを自分で作っちゃうんだもん。」そう、放射線測定器を自作してしまうほどの人物で、「電子工作が得意で」と言っているようなレベルの人とは違う銀河系の住人である。製作、修理、音響技師を生業として、サービスマニュアルなんて存在しないようなガチンコの経験と技を必要とする「プロ対プロ」の仕事の第一線を越えてきた経験と知識が、Facebookの投稿にですらにじみ出ている。そう、人並みの音響技師には思い出の詰まったカセットテープの修復の仕事は入っても、玉音放送の修復の仕事なんて舞い込んではこない。人並みの音響技師は指向性によるマイクの選び方を知っていても、マイクを自作するところからやったりはしない。とにかく今、道程が気になって仕方ない人物の一人なんです。

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara, Wamei, Seiichi Yamamoto – Multiplication (NOMART -123)

    NEW ¥2,200

    宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第三弾!ハーディーガーディーやシンセを演奏するWameiとのセッションを1曲目に、ボアダムスのメンバーとしても知られるギタリストの山本精一とのセッションを2曲目に収録した一枚。試聴は共に2曲目からです。

    【道程から見た宇都宮さん(お会いしたことはないんですが、、、)】
    私と親しくしていただいている方であればその名前を聞いたことがあるであろう、八王子の積み木崩し団地に住む、ドヤ街の音師こと、溝口さん。彼について話しはじめるとキリがありませんが、電気、物性、空間的なアプローチから音響改善の案件に従事する溝口さんは、数多といる“自称サウンドエンジニア”とは次元が違う、私も尊敬している人物なわけです。そんな溝口さんから「宇都宮さんっていう人がいてさ。あの人は音響界の宝だよ。おれなんかとはレベルが違いすぎる。」という話を聞いたのは1年ほど前のこと。最近溝口さんの指導のもとでスピーカーや電源タップを自作している俺が野ウサギだとすれば、溝口さんはヒグマ、そして宇都宮さんはティラノサウルスというような構図だろうか。「ガイガーカウンターを自分で作っちゃうんだもん。」そう、放射線測定器を自作してしまうほどの人物で、「電子工作が得意で」と言っているようなレベルの人とは違う銀河系の住人である。製作、修理、音響技師を生業として、サービスマニュアルなんて存在しないようなガチンコの経験と技を必要とする「プロ対プロ」の仕事の第一線を越えてきた経験と知識が、Facebookの投稿にですらにじみ出ている。そう、人並みの音響技師には思い出の詰まったカセットテープの修復の仕事は入っても、玉音放送の修復の仕事なんて舞い込んではこない。人並みの音響技師は指向性によるマイクの選び方を知っていても、マイクを自作するところからやったりはしない。とにかく今、道程が気になって仕方ない人物の一人なんです。

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara & K2 – 鳥を抱いて船に乗る / Bird (NOMART -122)

    NEW ¥2,200

    宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第二弾!ピアノとパーカッションのsaraと、モジュラーシンセで発音するK2によるセッションです。宇都宮さん曰く、あとからリバーブなどの空間系エフェクトの処理はせずに、その空間が持つ固有のリバーブ感をマイクのセッティング(置く場所)によって録音したという空気感丸ごと実況録音盤。緊張感が高まり、テンションが緩む。そんな山と谷を何度も越えていく背筋にくる一枚。

    【道程から見た宇都宮さん(お会いしたことはないんですが、、、)】
    私と親しくしていただいている方であればその名前を聞いたことがあるであろう、八王子の積み木崩し団地に住む、ドヤ街の音師こと、溝口さん。彼について話しはじめるとキリがありませんが、電気、物性、空間的なアプローチから音響改善の案件に従事する溝口さんは、数多といる“自称サウンドエンジニア”とは次元が違う、私も尊敬している人物なわけです。そんな溝口さんから「宇都宮さんっていう人がいてさ。あの人は音響界の宝だよ。おれなんかとはレベルが違いすぎる。」という話を聞いたのは1年ほど前のこと。最近溝口さんの指導のもとでスピーカーや電源タップを自作している俺が野ウサギだとすれば、溝口さんはヒグマ、そして宇都宮さんはティラノサウルスというような構図だろうか。「ガイガーカウンターを自分で作っちゃうんだもん。」そう、放射線測定器を自作してしまうほどの人物で、「電子工作が得意で」と言っているようなレベルの人とは違う銀河系の住人である。製作、修理、音響技師を生業として、サービスマニュアルなんて存在しないようなガチンコの経験と技を必要とする「プロ対プロ」の仕事の第一線を越えてきた経験と知識が、Facebookの投稿にですらにじみ出ている。そう、人並みの音響技師には思い出の詰まったカセットテープの修復の仕事は入っても、玉音放送の修復の仕事なんて舞い込んではこない。人並みの音響技師は指向性によるマイクの選び方を知っていても、マイクを自作するところからやったりはしない。とにかく今、道程が気になって仕方ない人物の一人なんです。

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara & Toshiji Mikawa – Pumice (NOMART – 121)

    NEW ¥2,200

    宇都宮さんがMIXとマスタリングを手掛けた音源がある(第二弾以降は録音も担当)ということで興味を持ち、どんな音楽なのかと聴いてみれば当店ドハマりのブチかましAVANTセッションがここに!最近は北欧の実験ものの入荷に力を入れてましたが、灯台下暗し。大阪を拠点とするNomartレーベルは、来年2024年で版画工房として35周年、グラフィックデザインオフィスとして30周年、現代美術ギャラリーとして25周年、前衛音楽活動が15周年という気になるずくめの場所。録音はレーベル側で行い、ミックスとマスタリングを宇都宮氏が担当したこの第一弾。電子音全般を美川俊治が奏で、ピアノをsaraが担当したDuoもの。当店の文脈で言うとマンチェスターのCuspeditionsやストックホルムのThanatosisにも通じるものがあります。弾いているのか、それとも見えない力に弾かされているのか、偶然と必然の狭間で音に打ちひしがれるべし。右脳で聴いたり、左脳で聴いたり、五臓六腑で聴いたり、お好きなようなどうぞ。刹那的なピアノもDeeeeeep。

    【道程から見た宇都宮さん(お会いしたことはないんですが、、、)】
    私と親しくしていただいている方であればその名前を聞いたことがあるであろう、八王子の積み木崩し団地に住む、ドヤ街の音師こと、溝口さん。彼について話しはじめるとキリがありませんが、電気、物性、空間的なアプローチから音響改善の案件に従事する溝口さんは、数多といる“自称サウンドエンジニア”とは次元が違う、私も尊敬している人物なわけです。そんな溝口さんから「宇都宮さんっていう人がいてさ。あの人は音響界の宝だよ。おれなんかとはレベルが違いすぎる。」という話を聞いたのは1年ほど前のこと。最近溝口さんの指導のもとでスピーカーや電源タップを自作している俺が野ウサギだとすれば、溝口さんはヒグマ、そして宇都宮さんはティラノサウルスというような構図だろうか。「ガイガーカウンターを自分で作っちゃうんだもん。」そう、放射線測定器を自作してしまうほどの人物で、「電子工作が得意で」と言っているようなレベルの人とは違う銀河系の住人である。製作、修理、音響技師を生業として、サービスマニュアルなんて存在しないようなガチンコの経験と技を必要とする「プロ対プロ」の仕事の第一線を越えてきた経験と知識が、Facebookの投稿にですらにじみ出ている。そう、人並みの音響技師には思い出の詰まったカセットテープの修復の仕事は入っても、玉音放送の修復の仕事なんて舞い込んではこない。人並みの音響技師は指向性によるマイクの選び方を知っていても、マイクを自作するところからやったりはしない。とにかく今、道程が気になって仕方ない人物の一人なんです。

結果の61~75/1231を表示しています