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  • [CD] 成田ヒロシ – いつもはじめて (NH0004)

    NEW ¥2,200

    “プロのど素人”、立川市在住の偉奇な(粋な)表現者、成田ヒロシの最新作であるポエトリーミュージックアルバムが登場。録音は吉祥寺にあるフルアナログレコーディングスタジオ、GOK SOUNDにてこだわりのRecordingとMixing。今作は2021年に他界した、成田の昔からの仲間である南正人へのトリビュート作となっており、20代から70代まで成田と南に所縁のあるメンバーが集合。道程の取り扱いブランドでもあるRASTARA Riddimのシヴァも全編にわたりベースで参加しています。

    (以下、過去の作品入荷時のレビューを再掲)
    2020年に出会ってしまい、道程の道程に既に大きな影を落とす人物、成田ヒロシの諸作品が入荷しました。
    終戦から数年後の暑い夏の日に名古屋からこの世界に侵入し、実家2階でアルトサックスをかき鳴らし、近所の小学生から「あそこのおにいちゃんは頭が”コレ”らしい。」と噂された成田。「それでも親から、これはやってはダメという制限を受けたことはない。」と彼は言う。DNAに刻まれた自由な表現術と軽快なフットワークを頼りに、20歳頃に上京。運命的な出会いとなった恵比寿にあった格安アパートの、通常よりさらに安い屋上の物置小屋に身を寄せ、仕事を転々とする。「これまで50以上の仕事に就いたけど、一つとして同じ仕事はなかった。だからいくつになったっていつも新人なんだよね。」晴れた冬の朝の湖面のようなキラキラ度を誇るその瞳には、世の中の広さを本当の意味で知る者だけが獲得できる謙虚さと、すべて見透かしているような鋭さが混在し、シロナガスクジラと大鷲を同時に目の前にしたような気持ちになる

    成田は、つい先日2021年1月7日にライブ中に急逝した南正人と上京して間もない頃から親交が深く、細野晴臣も参加した南のデビュー作「回帰線」のアートワークを手掛けている。音楽で言えば、浅川マキのカバーが有名な「私のブギウギ」は成田が手掛けた代表曲だ。他にも70年代フォークシーンを中心とする多くのアーティストに詞を提供している。隔月で発行され、157号まで続いたIndependent Magazine「街から」の表紙の絵をすべて担当し、鉛を使った造形物の制作、家具の制作、店舗の内装工事など、彼の創作に領域は存在しない。近年は、今回道程でも扱う運びとなった詩の作品と、ポエトリーリーディングのライブを主な表現手法としている。「その道だけを極めつくしたエキスパート」が求められる企業中心の転職市場の面接官には、彼の履歴書は真っ白に見えるかもしれない。しかし、これまでの数多の経験から得てきた技と人脈、それらを繋ぎ合わせることで生まれてくる新しいアプローチと創作、「まだ見たことがないものを見るために生きている」と宣言する好奇心、雑踏をすり抜けていく嗅覚・・・個人がこれまで拠り所としていた社会という柱が揺らぎ、個人として根をはり生きていく力を問われる現代において、フリーランサーとしての彼の履歴書は、A1サイズの紙にも収まらない。たぶん2枚使っても全然無理だろう。明日、東京が再び焼け野原になったとしたら、彼のような人間がサバイブし、新しい街を作り上げていくのだろう、私はそう思った。

    この世界では、知名度と実力は比例しないし、私はそれでいいと思っている。それがいいと思っている。本当の伝説は、いつだってアンダーグラウンドで加速する。

  • [CD] .islea. / ひかりのはしら (iii-014)

    NEW ¥2,200

    iii recordings(サードアイレコーディングス)を運営し、Seminishukeiの一員でもあるSeiyaがVocal&ギターで所属するバンド.islea.が2021年10月にリリースした、11年ぶりの新作となる5曲入りのアルバム。混沌や狂気の世界を突き進んだ先にある、おとぎ話の世界のように純粋で穢れのない世界。重力を無視した音の塊が、完璧な直線を描いて胸に突き刺さります。心の状況としては、教会で聖歌を聴いているときのような、または誰もいない銭湯で天井から落ちてくる水滴が湯に落ちるのを聴いているときのような、尋常じゃなく透き通った気持ちに。諸行無常なこの世界で、あれやこれやに心を煩わせているすべての大人たちに投下してやりたいHeavenlyな傑作。録音、マスタリングもばっちりな大推薦盤。

    「タイトル曲である”ひかりのはしら”の歌詞より」
    空のかなた 永遠の先
    大小宇宙相似象
    光かがやく 世界の中心
    天地を通す
    ひかりのはしら

    音の彼方 儚いなにか
    不可思議な生 星屑の様
    こころとからだ 霊体からすべて

    星の真中 眩しいなにか
    ひかりのはしら はるか空へ
    はるかそら aum

  • [CD] MUTA – Gun Powder / Blue Cream

    NEW ¥1,650

    HIPHOPクルー、「JUMANJI」の発起人にしてメンバーとしても知られるMutaによる2曲+インストの計4曲入りのEP。ジャケットは7インチスリーブの特別仕様。川越を自らのローカルとしながらも、タイに移住していた時期があったりと異色の経歴の持ち主。1曲目のGun Powderは真打ち登場といった具合の豪快なギターサウンドを帯びた、オールドスクールなワンループをベースに構成されたHead Highなトラック。2曲目のBlue Creamも同様にワンループが強調されるトラックではあるもの、こちらは鍵盤の音が力強くも悲しさも含んだ刹那的なBody Highなリフ。TATWOINEにより無駄のないシンプルなトラックが、Mutaの言葉の力を引き立てて、一つの弾となりググっと前に出てくる至高の2トラックとなっています。二階堂のソーダ割は私も愛飲してますね。

  • [CD] MASS-HOLE – ze belle (WDSD0046)

    NEW ¥3,080

    J. Columbusから送られてきたWD SoundsのサンプルCDの山を少しずつ聴いている中で、どう考えても一つの道を突き詰めている者にしか出せない空気が、トラックからもラップからもビシバシ伝わってきて聴き入ってしまったMass-Holeのセカンドアルバム、Ze Belle。HipHopシーンに疎い私は恥ずかしながらこれまで存じ上げず、そこからネット上で調べまくることに。何より心打たれたのは、Mass-Holeさん、めちゃくちゃ音楽好きで、すげぇ研究してるんだなぁっていうのがこのCDに全部出てるところ。私もこれでも起きてる時間は常に音楽を聴いている異常者なので、自慢じゃないですがそういうのは感じ取れてると思います。絶対偽れない部分なので。個人的には湘南のAce General Store文脈で会っているSHOKO&THE AKILLAが12曲目に入っていることにびっくりしましたが、色々な音楽性を持つ人達から慕われ愛されるのも納得。ファンからしたら今更なのかもしれませんが、道程では発売から一足遅れでこちらの作品届けていきたいと思います。

    楽曲提供:kandytown, c.o.s.a, yuksta-ill, mikris, b.d., monju, covan, ramb camp, willie the kid, mulbe, mega-g, 他

  • [CD] J.COLUMBUS – waves, sands, & the metropolis (WDSD0045)

    NEW ¥2,200

    WD Soundsのオーナーである、Lil Mercyとしても知られるJ. Columbusが2019年にリリースした、57MOVEが制作したトラックにライドオンした本作。全体としてメトロポリスの一番中心部のやや外れ、ネオンが低い雲に反射するのを少し遠めに、そして”あたかも”他人事のように見ながら聴きたい、川の向こうの街の音楽。物事の中心は真ん中にあるとは限らないこの世界で、毒を吐きながらキャンディーショップに立ち寄る詩人J. Columbusが見つけた生活の柄が垣間見れる一枚。美しくも切なく、力強い情景が次々とやってくる57MOVEのトラックも素晴らしいです。

    (ここからWD Soundsのレビュー)J.COLUMBUSの盟友でもあり、数多くの名盤の制作にレコーディングエンジニアとして携わって来た57MOVE。57MOVEがJ.COLUMBUSにと渡したトラックを聴いたJ.COLUMBUSが受け取ったトラック全てにラップをRECすることを提案。二人で制作されたのがこの作品「WAVES, SAND, & THE METROPOLIS」。ADULT ORIENTED GANGSTA RAPを目指して作られた今作品はメローなトラックの上にハードでどこか悲しい詩が歌われている。大都会東京の路地をまがったスタジオで作られた音源はいつものように街を駆けめぐる。アートワークはmjkとGORO KOSAKAが担当している。

  • (再入荷) [CD] Digital Overdoze (D.O.D) – Digital Dope Bombing Arrests (WDSD-015)

    NEW SOLD OUT

    前回初めて入荷したのは、WD SoundsのオーナーであるLil MercyことJ. Columbusと出会う前のことでしたが、今回J. Columbusという都市が生んだ一本の大樹と実際に出会うことができて、話して、テキーラをはじめとする様々なショットなど交わし、正規ルートでこの作品を入荷することになったことに一種の感動を覚えます。今回初めてこのCDを開封し聴きましたが、私がこれまで聴いたいかなる音楽より速く、必ずしも攻撃的ではない危険さに満ちた、「誰もやっていないかたちで聴いている人をぶち上げてやろう」というチャレンジ精神に満ち溢れた前衛的快作であることを確認しました。ダンスミュージックとして聴くもよし、当店が推している実験音楽の類と同じスタンスで聴くもよし、モンスターエナジーをぶち込む要領で体内に注入するもよしで、好きなように聴いて欲しいと思います。「最近暴れてないな」と、自身の動物(動く物)としての後退が恥ずかしくなるようなエネルギーがここにはあります。

    (初回入荷時のレビュー)Bushmind、DJ PK、Tono A.GiantからなるDigital Over Dozeが2009年に発表した7曲入りのCDです。BUSHMINDより購入しましたが、見た目が危険すぎるため内容は私も未確認です。Discogsを確認したところ、Hardcore、Techno、Hiphop、Acid、Gabberと記載あり。以下他店の紹介文より勝手に抜粋しますが、Techno FestivalであるWIRE 2007に行った際に「自分達のやってる事の方が人のテンションを上げれる」という話で盛り上がり結成されたという「PARTYを終らせない男達の集団」、その名もD.O.D.。

  • [CD] Mejiro St. Boyz – Blowing Bubble Forever

    NEW ¥1,650

    J. Columbusが言葉を、Hankyovainがビートを、Phoneheadがムードを紡ぐMejiro St. BoyzがBlowing Bubble Foreverを7インチとCD-Rで同時発売。いつまでも繰り返される朝と夜の往来、絶え間なく続く時間、聴き・掘り・作り続ける音楽、仲間と会って遊ぶこと、好きな人と一緒にいることなど、「いつ終りが来たっておかしくないことを、今を感じながら、選択し、動くこと。」を、帰りがけに他の人に気づかれないようにそっとポケットにお小遣いを入れてくれたおばあちゃんのように見せ方としてはさり気なく、でも白いTシャツにこぼれた赤ワインのようにはっきりと想いを乗せて、Mejiro St. Boyzがシャボン玉にして飛ばすことに成功。滝のようなマイナスイオンがビンビン出ている極上ドローン アンビエント エモーショナル バズーカ。「続けよう。」とMejiro St. Boyzは言っている、僕はそう解釈しました。CD-R盤のみ3曲目のINSTRUMENTAL収録です。ナンバリング入り190枚限定品。お早めに。

  • [CD] AZUMI – なんどいや (FPD-115)

    NEW ¥2,200

    ギター一本、とは言えただアコギ一本でかき鳴らすのとはわけが違う、詩と音による総合トバし芸術の一番手AZUMIによる2020年のアルバム。エレキギターのボリュームつまみでこんな揺れを作れる人がいたでしょうか?沁みると同時に気持ち良い。これは水たまりかオアシスか。小川さくらとの共作のボーナス曲入り。

    (以下、円盤のレビュー)ニュー・ディケイドに突入した世界へ円盤が送る最初の新作がこれ。「コロナ?!ああん?!なんどいや?!」な、ド太い歌心と卓抜したプレイで度肝を抜くギタリスト、AZUMIのスタジオ録音盤。円盤では昨年、名ドラマー久下恵生とのガチンコLIVE盤「義兄弟エレキ説法~雨の鴬谷」を発表しましたが、今回は岡山のギタリスト、村岡充(テストパターン)のサウンド・プロデュース&共演で仕上げた新境地。インストでは、まるでジョン・フェイヒィのようなブルースやルーツに根ざしながらのマジカルな音響を聞かせ、世界をドツくような罵声がブルースを突き抜ける。小川さくらとのデュエットもありのぶっとく染み入るアルバムです!

  • [CD] AZUMI 久下惠生 – 義兄弟エレキ説法 雨の鴬谷 (EBD-143)

    NEW ¥2,200

    ギター一本で心を打ちのめすブルースを放つ関西を拠点に活動するAZUMIと、そのときどきで重要なシーンやバンドに所属し、その他数々のセッションもこなす孤高の天才ドラマー久下惠生のガチンコセッション。その生々しさと勢いは、普通に立っていることすらできないような圧!痺れる、っていうの通り越して、ひれ伏すしかないこの感じ。自然界で遭遇していれば拳を交わさずに目が合っただけで逃げたほうが良いタイプの二人による、振動に姿を変えた狂気。

  • [CD] ジンタ – 何処へ帰る (EHE014)

    NEW ¥2,200

    現・黒猫、旧・円盤を運営している田口さんが主宰していた伝説のアングラレーベル、OZ DISCがリリースしたジンタの1998年の作品。奈良のMole Musicで購入し、完全に心を掴まれてしまい当店にも入荷しました。アメリカの70年代ロックサウンドの影響、古語を使った日本語の美しさ、ポストWWⅡ、プリ携帯電話時代に確実に存在していて、今は消えてしまった日常の原風景やそこにあった人の心を感じさせてくれる素晴らしい詞。幼少期、青春期、青年期などに多くの人が感じたであろう、切なさや爽快さが詰まってます。当店バイブル、友部正人の一本道のカバーを含む全12曲。大推薦です。

  • [CD-R] X​-​Ternity – Expansion of the Mind

    NEW ¥1,200

    Gnorkが主宰するBlorpのサブレーベルにあたるEarth Platesの2021年10月の新作。Gnorkに確認したところ、「A1はコンピで出すかもしれないけど、それ以外の3曲は恐らくバイナルリリースしないと思う。」とのこと。A1とB1がダンスフロア仕様のアップビート、A2とB2がチルなスロービートとなっています。このX-Ternity、もしかしてGnorkの別名義なのかなぁ。パットシンセとかアシッドベースの使い方が似てる気がします。※手作り感満載のCDrです。

  • [CD-R] Various – Mystery Breaks? vol​?​3

    NEW ¥1,100

    Gnorkが主宰するBlorpのサブレーベルにあたるEarth Platesの2021年新作。バイナルは即売り切れたようで、CD-Rでの入荷。全体的に、Blorp関連のリリースとしては割とアッパーな印象の4曲入り。※手作り感満載のCDrです。

  • [book & CD] 友部正人監修 – Live! no media 2004

    NEW ¥2,420

    友部正人監修の複数人の詩を載せた詩集と、その朗読会の録音CD。田辺マモル、町田直隆、オグラ、谷川俊太郎、宮沢和史、知久寿焼など。個人的には谷川俊太郎の「なんでもおまんこ」という詩が色々と衝撃で好きです。

  • [CD] Low Flung – The landscape has become a bed (MWN061)

    NEW SOLD OUT

    レーベルオーナーのLow Flungによる、モジュラーシンセとフィールドレコーディングによって制作された、魂と記憶のスケッチとも形容できる、グッと心に介入してくる情緒的な作品。彼の目に映ったあらゆる事象が、それぞれのなかでは無意識に、しかし確実に相互作用しながら時を刻むさまを、第三者的目線で描いたかのようなDeepがそこに。表紙は4ページに渡るブックレット。Professionally Produced CD。内容的にレコードだったらもっと入れてましたが、CDなので少量入荷!お早めに!

  • [CD] 篠原篤一 (Tokuichi Shinohara) – わびすけII

    NEW SOLD OUT

    2021年路上ミュージックのグラミー候補が入荷。人生を2周半以上した者でなければ出せない旨みと苦みがここに詰まってます。「ベンチくらいしかいくところがなくて」「生きること死ぬこと 大して変わらない」など、人生1周目の我々の口からは到底出てこないであろう、アスファルトから沁み出した声が生んだパンチラインの数々。当店超イチオシのExperimental&Improvisationバンド、TCSを率いるKeisuke Taniguchiがコントラバスで参加し、詩だけでなく音にも厚みが加わったこの一枚のCDで救える明日は多いはず。最もポリティカルな音楽は、どうやら最もポリティカルでないかたちで存在しているみたいです。

    ※2014年に発売された「わびすけ」はCDは既に完売で、こちらでデジタルを購入できるようです。https://minnakikeru.com/item/al:nvO4edCFZB

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