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CDs, cassettes, books

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  • [CD] Various – The Encounters

    NEW セール ¥1,500

    東心斎橋のClub STOMPのドネーション企画として制作されたコンピレーションがCDとなって登場。当初店頭販売としておりましたが、考えた結果web storeでも販売させていただくことにしました。商品詳細にトラックリストを記載しました。今回、コロナによる社会全体や僕らの遊び場への影響を見て、普段店がお客さんとどう付き合っているのかが露骨に出るなぁと思いました。

  • s/t – she luv it

    NEW セール ¥1,300

    西心斎橋から一本大きな道を隔てたエリアに存在するbar/space、”atmosphare”にて夜を深める人物らが中心となり結成された緩やかな集合体、she luv it。10年代初頭の結成以降、ある種カルトな存在感を持ちながらフリーフォームに活動を続けるも、音源は初期に残したdemoとTONE DEAFとのsplit 7″epのみと寡作だった彼らの2019年1st アルバム。トリプルギターにツインベースという無慈悲な編成が取った方法論は粗暴に落とし込むようなBEATDOWNを主幹におきながら、光がちらつくようなNOISEのレイヤー、UK/US/JP CRUST、NYのWINTERに通じるDOOM/SLUDGEの特異性、80’s関西パンクの暴力性から90’s関西HCの熱に魘されたような昂揚感が過不足なく、そしてANARCHO PUNKが提示したINDIVIDUALという選択肢とそれに伴うある種の冷酷さをもって、猥雑な夜の街をホワイトアウトさせる全8トラック収録。

  • (再々々々々々々々入荷)[CD] ECDPOPO – ECDPOPO

    NEW ¥1,650

    もうかれこれ9回目の入荷となります。(2024年4月時点)
    同居人からも「いつもこれ聴いてるよね。」と言われる一枚。オルガン×トランペット×トランペットからなる神戸のPOPOと、日本語ラップの草分け的存在でありながらずっと垢抜けずに各地のローカルシーンに寄り添い、常にリアルだったラッパー、そして社会運動家でもあるECD(2018年に他界)による全ての音楽ファンに届けたい超名作CD。聴いてるだけで心がふわっとした何かに包まれ、散歩なんかしちゃって、久しく会ってない昔からの友達に電話でもしようかななんてふと思わせられるような、日常にとてつもなくフィットしながらも、超スペシャルな気持ちにさせられるアルバムです。ECD文脈がっちりな人にはもちろん、感覚的に音楽と付き合っている人、普段あまり意識して音楽を掘っていないような人にもプレゼントとかであげたりなんかしたらバッチリな一枚。オススメとかを越えて、持っていないとアキマヘンなブツ。

    円盤がリリースしているECD作品として、こちらも是非ご一緒に。

    [CD] ECD+イリシット・ツボイ+久下恵生 – session impossible

     

    あとこれも

    Kanji Nakao Trio (Tonkatsu-1) ※店頭陳列分のラスト1枚。状態確認はメールにて。

  • (再々々々々入荷)[book] 作者不明 – 創作

    NEW ¥1,500

    ※なぜかこの数か月、やたらと売れるこの本。どこかで紹介とかされたんでしょうか?知ってる人いたら教えて下さい。(23′ 6/3記)
    ※また異常にこの本が売れるタームに入りました。(24′ 4/4記)

    円盤の田口氏が古本屋で偶然手に取った、誰かの日記。あたりまえだがそれは誰かに読まれることを前提として書かれた文学ではない、自身の記憶に関する自身のための記録である。それにもかかわらず、文学作品を嗜み、ギャンブルに染まり、日雇い仕事に就く作者の “記録”はどんな作品よりも”物語”に溢れている。当店で取り扱わずにどこで取り扱うのかというくらい、これがまさに一人の人間のリアルな道程。道程チルドレンの皆様はマストでお願いします。

    (以下、帯より) どこの誰が書いたのかわからない、この日記を読み終えたとき、ヤバイものを見つけた、という最初の興奮とはまったく違う文学作品を読み終えたときような、心に軽く残る痼りと爽快さを感じた。
    この本の「主人公」は、文学者を目指し、名作を読み耽り、その作品の素晴らしさに打ちのめされ、己が「凡人」であることを深く自覚していく。それでも覚悟へ向かって彼は自身を追いつめ、勤めを辞め、食い詰め、日雇い仕事に身を置き、ギャンブルに囚われ、借金を負い、何度も心を新たにし、ある日、行き先も決めぬ旅に出る。そして、旅を終えても何も変わらぬ「ただの自分」に諦観のようなものを覚えながら、精神世界を覗き始めるようなところでこの日記は終わる。
    昭和のひとりの若者のある日からある日までの無作為の日記にしては、その始まりも終わりもあまりにも文学的にすぎる。私が偶然古物として発見したこの日記は、もしかしたら、海に流した瓶詰めの手紙のように「いつか誰かがこれを読む」ことを細い細い時間の糸の先につないだ祈りのようなものなのではないかとさえ思った。
    私はこれを読んで「表現」とはなんなのか、そして凡人とそうでない人の差はなんなのかを考えさせられながらも、結局のところ、この「主人公」のあまりに真摯であまりに人間的な有様に惹かれていった。虚実の皮膜でゆらめく「人」に。
    (円盤)

  • (整理中に発掘)[CD] Various – 18 Remixes

    NEW ¥1,800

    TREASURE BOX is the independent dance music lable in Kyoto. TRESURE BOX 002番に収録の「18」を関西を中心とするHankyovainの仲間達が料理し直しました。全11曲。

  • IRONSTONE – FYT2

    NEW ¥1,200

    IRONSTONEが送る、本命11トラックと、お楽しみ88トラックから成る99トラック入りのおもちゃ箱!東金B¥PASS(なぜか俺のPCは半角の¥が出せない)やAIWABEATZなど、親交が深いアーティストも参加。近年のトラックメーカーとしての赤石さんの作品はAIWABEATZとのドリル作品や、BASS系のものが多い印象で、この作品も同様のベクトルであることは間違いないのですが、どこかコンテンポラリーな質感(いわゆるBASS MUSICとは質感、フォーカスしている音域ともに真逆なものとしてのコンテンポラリーという意味で。)もあり、道程が追っている北欧のExperimentalの透き通った感じ、または誰もいない銭湯で天井の水滴が湯船に落ちる音を聴くような緊迫とリラクゼーションの並立といったような感じを覚え、スッと体に入ってきました。新しい感覚を求めている人に手に取って欲しい作品です!

    Hoodishレーベルからリリースされたこちらもあわせてどうぞ!

    [Cassette] IRONSTONE – LET THE DOG IN THE HOUSE ,LET THE HUMAN DIE OUTSIDE (HDR-002)

  • [CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara, Ayako Kanda – FUJIN/RAIJIN (NOMART-127)

    NEW ¥2,200

    宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第六弾!企画者であり、これまでの全作品に参加しているNomartのsaraと、今回聴いてかなり度肝を抜かれた声の魔術師Ayako Kandaによるコラボ。Fujin Raijinというタイトルも納得の、神々の世界の畏れすら覚える狂気のハーモニーがここに。「空間に存在するあらゆる音を生身の声から変幻自在に創り出し…」と書かれているKandaさんのプロフィールも納得の、声でここまで行けるのかというレベルの圧巻のパフォーマンス。Meredith Monkと共通するところありますね。そして録音とマスタリングを担当するのは、これまでの作品でもお馴染みの宇都宮さん。BAROm1と名付けられた自作のマイクは、1Hzから録音可能という、理解が追い付かないところに到達。大阪アヴァンギャルドがこんなかたちでまだ存在していたなんて。今年絶対遊びに行きたい場所の一つ!

    シリーズ過去作品はこちらから。(https://doteirecords.com/product-tag/nomart-editions/

    Wergoからリリースされている、こちらの作人を想起させられました。

    Electric Phoenix – Electric Phoenix (WER 60094)

  • 週間少年FJK

    NEW ¥2,000

    某所在住、某所出没のFJKことフジコさんによる、自主製作グラビア写真集!先日アキラ君と遊んだときに、一晩を通して杯と音楽を交わし、私もその活動内容、人物のファンになってしまいました。フジコさんが制作するドラクエのキャラの刺繍を施した日用品の数々もキュートが過ぎますが、それよりもまずはこの表紙。全男どものなかに、いつまでも存在し続ける少年の心の泉。30半ばにして既に過去の遺産になりかけていた道程店主の泉にも、優しく温かな刺激とノスタルジーを伴いながら、また新たな地下水が流れ込んできたような、そんなセンセーションを覚えてしまいました。ちょっとエッチな一握の好奇心と、自主制作という物質に宿る工夫と愛を感じながら、ページをめくって欲しい一冊。

  • Gustavo Yashimura – Living Legend of the Ayacucho Guitar (HMR018)

    NEW ¥2,300

    アンデス山脈のAyacucho地方出身のギタリストGustavo Yashimuraによるアルバム。日系のペルー人の方ですかね。カセットは100本限定生産。世間でいうところのワールドミュージックに分類されるものかと思いますが、この速弾き/オフビート感が光る独自の奏法は地域の文化的歴史の文脈を踏まえたうえでのパーソナルミュージックなのかなと思います。日本でクラシカルギターを勉強した経歴も。

  • [cassette] Eyot Tapes – Paradise Lost (Muscut 26C) ※店頭陳列分のラスト1枚。状態確認はメールにて。

    NEW ¥2,900

    (こちらカセットテープバージョンです。) Muscutの2023年一発目のリリースはこちら。カセットテープデッキのループ機能、スプリングリバーブ、テープディレイ、モジュラーシンセサイザーを用いて制作された、道程の語彙で言うところの「密林闊歩系」アンビエント。”ビンテージ感”を通り過ぎて、”若干壊れかかっている感”すら聴こえてきます。そこで今起こっている感じが何とも言えずたまらない、インディージョーンズ系の一本です。200本限定。

  • [cassette] Radiant Futur – Hypersensitive (Muscut 25C)

    NEW セール ¥2,400

    Muscutが2022年10月に発表したカセットテープ作品。キエフのアーティストIan Yeriomenkoによるノスタルジックな趣なAmbientアルバム。「進歩とムーブメント、過去と現在の対比。人間と機械の対比、トランジスタの愛というSF的テーマ、宇宙旅行のぼんやりしたビジョン、これらすべてがトラックタイトルによって導かれ、それぞれ干渉し合っている。」というレーベルの説明もしっくりとくる、80-90年代のフューチャリスティックを体現したような世界観。

    前作のテープも若干数在庫あります。https://doteirecords.com/product-tag/muscut/

  • [cassette] Nikolajev – Transplant Rejection (Muscut 24C)

    NEW セール ¥2,400

    Muscutが2022年10月に発表したカセットテープ作品。とにかく壮大に展開するスケールのデカいDrone/Ambient作品。ウクライナと共にMuscutがレーベルの拠点としているEstoniaの作家によるファーストアルバムです。限定150本。

    前作のテープも若干数在庫あります。https://doteirecords.com/product-tag/muscut/

  • [cassette] Valentina Goncharova – Recordings 1987​ – 1991, Vol. 2 (Shukai 6C)

    NEW ¥2,600

    ※これまでもLPの取扱いはあった商品のカセットテープ版(DLコード無し)になります。150本限定。LPは下のリンクから。

    当店取り扱いレーベルMuscutから荷物届いてます。「60年代以降のソビエト連邦における映画とテレビ向けの音楽の再発」という、明確かつマニアックで、ウクライナ、エストニアを拠点とする同レーベルの得意分野を生かしたレーベルコンセプトを持つ、傘下のShukai。この度リリースされた6番は3番でもお馴染みの、Valentina Goncharovaが1987-91年に作った作品集。クラシック音楽の研究から、やがて現代音楽を手掛け始めたValentinaさん。3番(Volume 1)が自宅でのオープンリールでの録音、そして手作りの装置を使ったエフェクトなどのソロでの作品だったのに対して、今回はスモーキーなJazz Cafe、Art Gallery、サロンや劇場で繰り広げられたセッションの数々。ソ連体制下でのこのFreeで前衛的なセッションは刺激的すぎる!そして録音もめちゃくちゃ味があります。前作に続いてのリコメンド!

    Valentina Goncharova – Recordings 1987​-​1991 Vol. 2 (Shukai 6)

  • Ryan J Raffa & Nico Rosenberg – On Thin Air (MEDS089)

    NEW ¥1,500

    【DLコード付き】今回もレーベルよりオフィシャルレビューご依頼いただきました!

    特定のコンセプトや行き先を持たずにセッションする中で生まれたAmbient Journey。バイオリンのループを減速し、さらにまた減速させることで得たテクスチャーをベースに、日の出とともに出現した濃霧に包まれるような暖かさと、Hardcoreのその向こう側にあるようなぶっちぎり一直線の潔さの共存により、ある種の神秘的なムードを創出している。あてのない旅は、この先に起こることに目を向けるよりも、その瞬間目に映るものを抱きしめられるおおらかさを旅人に要求する。期待もなければ、裏切りもない、刹那に自分の未来をゆだねることで出現する、ブーストされた感情のインプロビゼーションは、限りなく純粋で根源的な生の実感を与えてくれるものだろう。

    当店で取り扱っているMuzan Editionsの過去のリリースはこちら。https://doteirecords.com/product-tag/muzan-editions/

  • Yumi Iwaki – Spin a Tale (MEDS088)

    NEW SOLD OUT

    【DLコード付き】今回もレーベルよりオフィシャルレビューご依頼いただきました!

    二週間ニューオーリンズに遊びに行ってきた。世界的に有名なMardi Grasという祭りの期間で、それはそれは刺激的で濃密な時間であったが、一番記憶に残っているのはWAFFLE HOUSE(アメリカ南部の24時間営業のフランチャイズレストラン)のウェイターの兄ちゃんである。まるでミュージカル俳優かのようにステップを刻みながら、口笛を吹き、机をふいたり食器を片付けたりしていた。並び順を無視してお客さんを席に通してしまったり、お皿を落として大きな音を出したり、何かとミスっちゃう彼だったが、なぜか皆彼を見て「ま、いっか」となってしまうその佇まいは生まれ持った才能という他なかった。二週間の盛大な祭りの体験を今後思い返すときに、まずはじめに記憶の引き出しから取り出されるのがWAFFLE HOUSEの兄ちゃんかと思うと、なんだか笑えてくる。同じ時に同じ場所で写真を撮ったとしても、それぞれ切り取る画が違うように、自分のライフストーリーもまた極めて主観的な切り取りの連続の中で成立している。本作もまた、作者が日常の中にある出来事や、出掛けた先でのフィールドレコーディングからイメージを膨らませた、日記に近いような内省的な音楽表現である。制作という自己との長く深い対話のトンネルの中で、その出口を見つけ出すきっかけは日々の中に存在する取るに足らないサムシングだったりする。制作過程におけるその細かな背景は音のなかでつぶさに読み取ることなどはできないにせよ、想像を膨らますなかでリスナー自身の全く別の記憶と何かのトリガーにより結び付けられ、それがその人の”取るに足らないサムシング”となり、発展を遂げていく無限大の可能性を持っている。作者のフィルターを通して完成したこの内省的な音楽は、リスナーという新たなフィルターを通して、外の世界に解き放たれるのを待っている。

    当店で取り扱っているMuzan Editionsの過去のリリースはこちら。https://doteirecords.com/product-tag/muzan-editions/

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