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  • [2CD] Uku & Maryn – Compilation (1982-2015) / Uku Kuut – Unreleased (1982-2015)

    NEW SOLD OUT

    奈良を拠点とする音楽活動家moanyuskyが日本での流通を手掛ける、People Potential Unlimitedからのリリースでも知られるEstoniaの作曲家、Uku KuutとMaryn Kuutの未発表音源のファンキーなCD2枚組が入荷しました。ソビエトからスウェーデンに亡命し、その後カリフォルニアに移住した親子の、時代に振り回され続けながらも自身の創作を諦めなかった確固たる道程がここに。日本流通版はmoanyuskyによるインサートと帯付きとなっております。各CDから5曲ほど試聴用意しました。

    (インサートより)”聞き手がUkuさんを様々な角度から聴くことができるように多様多種なUkuさんの別の顔(楽曲)が見れるような仕様になっているのがDisc1で、MarynさんとUkuさんとのいつもの共同作品がDisc2の内容です。”

  • [CD] 空間現代 – Soundtracks for CHITEN

    NEW ¥2,200

    空間現代が京都の劇団「地点」の舞台における全音楽を担当したサウンドトラック集。私も2021年12月13日の吉祥寺での最終公演を見に行ってきました。原作は太宰治の「グッド・バイ」の公演でしたが、ラディカルな内容にラディカルな空間現代の音が繰り広げられる、素晴らしい体験でした。活動の仕方が確実に異質な空間現代による、これもまた表現へのアプローチの一つの手段。

  • 吉増剛造 & 空間現代 – 背 = Reverse

    NEW SOLD OUT

    (DLコード付属)現代詩を代表する詩人で、吉本隆明に「田村隆一、谷川俊太郎と並んで日本の本物の詩人3人の内の1人」と言わせた、吉増剛造。朗読(ポエトリーリーディング)の表現にも挑み続けている彼と空間現代が2019年に行ったライブでの模様を収録した、道程にとっては涎が出るような一本。音楽と朗読がお互いのトリガーになりあって、加速や減速を繰り返していく緊張と興奮のセッション。限定300本。

    当店では吉増剛造の詩集も新品で取り扱っています。チェックしてみてください。↓

    https://doteirecords.com/?s=%E5%90%89%E5%A2%97%E5%89%9B%E9%80%A0&post_type=product

  • DJ Nozaki / 空間現代 – Singou Decoded Pulsecode Vol​.​1

    NEW ¥1,300

    (DLコード付属)空間現代の楽曲をDJ Nozakiが“unacidに”リミックスした2曲入りカセットテープ。空間現代の楽曲に特徴的であるズレたノートを残し、Abstractな雰囲気を残しながら、ややゲットーなサウスサイドシカゴのスタイルも感じさせるハウスに昇華している様は見事!中毒性あり。12インチで欲しいなぁ。

  • Endurance – Further (MEDS085)

    NEW ¥1,400

    【DLコード付き】今回もレーベルよりオフィシャルレビューご依頼いただきました!

    規則性を持って散りばめられた音と、持続音として佇むドローン。この作品を鑑賞していると、一見異なる性質に見えるこれらの音も、分解していけば小さな粒子の集まりなのだということを意識させられる。それは雨の粒も、大きな波も、分解していけば水の分子というところに帰結するのと同様である。時間軸的なところに目を向けると、区切りの概念がないドローンに、小節数などの区切りがあるシーケンスが組まれた音が同居することにより、ドローン自体も時間軸を得て、表情を変えているように感じさせられるから不思議だ。それは、フリーフォームな音楽が、ミニマリズムに取り込まれる瞬間としても理解することができ、サウンドスケープ(景色)として見ていた目の前の世界が、一気に万華鏡の世界(幾何学)に変換されるかのようである。このアルバムの構成を考えても、物語の終着点としてどこか特定の世界へ連れていくことを意図しているというよりも、瞬間ごとに作り上げられる世界、そしてその世界をそれぞれのリスナーが自身のフィルターを通してどう見るのかという投げかけているように思える。

    当店で取り扱っているMuzan Editionsの過去のリリースはこちら。https://doteirecords.com/product-tag/muzan-editions/

  • Chie Otomi & Hirotaka Shirotsubaki – Season of Wandering (MEDS084)

    NEW ¥1,400

    【DLコード付き】今回もレーベルよりオフィシャルレビューご依頼いただきました!

    Muzan Editionsからこれまでいくつかの作品をリリースしているChie Otomiと、彼女と同様に関西に拠点を置くHirotaka Shirotsubakiが共同で制作したドローン作品。夏が終わり、冷たい冬の訪れを意識させられる秋という季節に、音がもたらす情景がぴったりとハマる一本。春がフォーミングアップであれば、秋はクールダウン。旅に向かうときに必要な準備には嫌でも意識を向けさせられるものの、旅から日常に戻る準備にはなかなか気が回らないもの。しかしながら体験を記憶へと昇華させるその作業が、過去を経て、今を形成し、未来へと歩みを進めるためには実は一番大切だったりする。模様替えしながら聴いてみよう。サツマイモでもふかしながら。

    当店で取り扱っているMuzan Editionsの過去のリリースはこちら。https://doteirecords.com/product-tag/muzan-editions/

  • Glyn Maier – A Passage (MEDS083)

    NEW ¥1,400

    【DLコード付き】今回もレーベルよりオフィシャルレビューご依頼いただきました!

    大胆に移り変わっていく音に、大小様々な時間軸の出来事を自然と頭の中で重ね合わせたくなるサウンドスケープ作品。楽曲としてとらえるよりも、この音とともにどのように時間を過ごすかという問いを投げかけられているような気さえする。俯瞰してみれば、時間の流れは全ての人に等しく連続的に進んでいくものであるが、個人的な観点からは常に均一なグラデーションを伴っているわけではない。昨夜ベッドに入ったときのマインドが、必ずしもそのまま朝起きたときに引き継がれるわけではないように、認知できる意識の範疇の外にあるような脳の動きであったり、はたまた完全に自分とは切り離された外的な要因に左右されながら、”私の時間”は句読点を打ちながら次のフェーズに突入していく。A Passageというこの作品のタイトルは、客観的に定義されていない(されている場合もあるが)一つの区切りの単位として用いられる言葉のようだが、作曲者の個人的なその一節一節を、自分自身の感情や時間の移り変わりなどに置き換えてみれば、音楽体験のみならず、文学的なリスニング体験を得ることができるのではないかと思う。

    当店で取り扱っているMuzan Editionsの過去のリリースはこちら。https://doteirecords.com/product-tag/muzan-editions/

  • [CD] Vasco Trilla – A Constellation Of Anomaly (THT26)

    NEW ¥2,600

    たくさんの種類の打楽器を、少々型破りなあんな方法やこんな方法で演奏した狂気的な一枚。ロシアの平べったい鐘を弓で弾いたり、2つのスネア・ドラムを共鳴器としてドラムのように琴を叩いたり、イランの伝統的な丸い鐘とガムラ・ ストリップをミックスしたり、ティンパニの中にたくさんのオルゴールを仕込んだりなど、それらの音源(楽器)を集めるところからスタートしたであろう旅路は、組み合わせを経て、音楽としてこの世にアウトプットされました。俺そういうの大好きだよ、この野郎!

  • [CD] Peter Söderberg – String Dialogues (THT25)

    NEW ¥2,600

    各曲記載のある通り、12個の弦楽器を用いて全てDUO編成(二人組)で行った6曲から成るセッションの記録。プロフィールを見ると、ヨーロッパのいくつもの音大に籍をおき、John CageやSteve Reichの楽曲のカバー作品をリリースしている、アカデミックな現代音楽のバックグラウンドを持つ人物みたいです。各弦楽器の音色の組合せを楽しんでください!

  • [CD] Martin Küchen & Sophie Agnel – Detour Tunnels Of Light (THT24)

    NEW ¥2,600

    これまでにも複数タイトルThanatosisからリリースしている、SwedenのAvant-Jazzシーンで90年代から活動するサックス奏者のMartin Küchen。彼がサックス、パーカッション、電子音などを担当し、Sophie Agnelがピアノとその他”物音”を奏でてセッションを行った、Borlunda Church(教会)での録音。電気的なリバーブはもはや不要の空気感。その場の緊張感が、こちらの体内にも乗り移ってくるかのようなエラー録りはお見事。Thanatosisのリリースの枢軸を形成する、WetなAvant Jazzを体現するかのような録音とプレス。素晴らしすぎます。

    Martin Küchen – Det Försvunnas Namn (THT3)

    [CD] Martin Küchen – Utopia (THT11)

  • [2×CD] Miharu Ogura – Miharu Ogura Plays Stockhausen (THT22)

    NEW ¥3,600

    現代音楽、前衛音楽、実験音楽など、カテゴライジングが難しい音楽の取扱いも少なくない当店。そんななかでも、今作のように楽譜を持つ音楽、言い換えれば、明確に西洋音楽の系譜上にある音楽の作品はあまり多くありません。1996年生まれで、世界中でコンクールの受賞経験を持ち、3歳からピアノと向き合う日本人ピアニスト、Miharu Oguraさんが今作で演奏するのは、BoulezやLuigi Nonoなどと同様に、“古典を起点として持ったうえでの”新しい(古典へのアンチテーゼ的意味を持つ)アプローチや手法を提示した前衛音楽家、StockhausenのKlavierstücke I–XI。2021年のMONOPIANO festivalでの演奏の実況録音盤です。音楽ど素人の音楽人である道程店主としては、この曲を学術的な視点から解説することはできません。しかし、「鳴っている音がなんかめちゃくちゃやばい。」という感覚は、音楽を聴くという体験の中で、これに勝る価値はないはずです。それをリズムと捉えるか、メロディーと捉えるか。自分の感覚と、それが本当にそうなのか疑う感覚を持つ。そういうことこそあらゆる分野で前衛作家と呼ばれた人々が提示したかったもののはず。遠い宇宙に住む生物のお話を聞いているような感じにも聴こえるのは私だけでしょうか。

  • [CD] Julia Strzalek & Cornelia Nilsson – Scenery Somewhere (FRIM5)

    NEW ¥1,950

    ドイツ人サックス奏者のJulia Strzalekとスウェーデン人ドラマーのCornelia Nilssonによる女性二人組によるインプロビゼーション。元々病院内の葬儀用チャペルだった場所で録音されたこの音源は、それと関係あるのかないのかは誰にもわからないものの、どこかスピリチュアルな空気を伴って進行していきます。FRIMはSwedenで組織されたFöreningen För Fri Improviserad Musik(The Association For Free Improvised Music)の省略名称です。

  • [CD] Kasper Agnas – Grain Live (FRIM4)

    NEW ¥1,950

    楽器を使ったソロインプロビゼーション。イメージは湧くんですけど、あんまり音源として多い類のものではないかと思います。しかもこれ、全部エレキギター一本から発せられた音っていうんだから驚き。「Agnasがギターのネックを柔らかいマットで叩いて…」そんな手法よく思いついたぜ、Agnas!マットはIKEAで買ったんでしょうか?FRIMはSwedenで組織されたFöreningen För Fri Improviserad Musik(The Association For Free Improvised Music)の省略名称です。

    下のリンクは、この作品のスタジオ録音盤(LP)です。

    Kasper Agnas – Grain (HAP2002)

  • [CD] Windemo & Strid | Wärnheim & Ingves – Split Series Vol. 1 (FRIM3)

    NEW ¥1,950

    説明文には「二つのデュオの融合」と記載されていますが、はい、つまり4人編成です。アコギ担当のWindemo、ドラムス及びその他パーカッション担当のStrid、アルトサックスはWärnheim、ピアノにIngves。虫歯がある状態で聴くとズキズキきそうです。こういうインプロセッションはパーカッションが入ってると一気にグルーヴ感出ますね。FRIMはSwedenで組織されたFöreningen För Fri Improviserad Musik(The Association For Free Improvised Music)の省略名称です。

  • [CD] My Hellgren & Peter Söderberg – Plucked and Bowed (FRIM2)

    NEW ¥1,950

    チェロ奏者のMy Hellgrenと、ベテランのインプロギター奏者Peter Söderbergによるセッション。Peterさんは弦楽器リュート、テオルボの奏者でもあり、こちらでもギターとこれら2つの楽器を持ち換えて演奏。FRIMはSwedenで組織されたFöreningen För Fri Improviserad Musik(The Association For Free Improvised Music)の省略名称です。

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