黒猫
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[book] 日本のポータブル・レコード・プレイヤー展 図録
NEW ¥1,100円盤の田口さんが収集してきた日本製のポータブルレコードプレイヤーを、円盤の移転先である彦根の山の湯内にある「ギャラリーゆげ」で展示していたことをきっかけに、その展示品150台以上の写真&時代背景やこぼれ話を添えてコンパイルした狂気の図録。ここまでポータブルレコードプレイヤーが生産されているのは日本だけみたいですね。客間やトイレに置いておくのに最適な一冊にもなるかと!
※手製本につき、ページがひっくり返っているものなどありますが、ご理解ください。図録なので問題ないかと思います。
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(再入荷) [book] 田口史人 – 店の名はイズコ
NEW ¥1,650企業が運営する商業施設の縮小版としてではなく、個人店が個人店として、店主が意図して作り上げる店のカラーや、店主の意志とは関係ないところで不思議にも勝手に醸成されていく店のカラーを混ぜ合わせながら、モノを通じて触れ合い、ときにはっきりと、ときに曖昧に影響を与え合う客と店という関係。店という半分パブリックで半分プライベートな空間、そこで行われる売り買いという行為、またインターネット以前と現在の”売買SCENE”などについて考察を巡らした240ページに渡る作品。今うちの店のサイトでこれを読んでいるもれなく全員が対象の最高の活字娯楽!是非!
(黒猫によるレビュー)食本「あんころごはん」、土地本「と豆腐軒の想い出」と出してきた文庫三部作の最終巻は”店”と”物”の話です。レコードや古物を買い集め、売り渡す、人から人へ、物が渡るときに触れ合ったり触れ合わなかったりする心と場所の話。店ってなに? 人と、物と、場所の事情が生んだ、不思議な話をいろいろ書きました、ユニークなできごと、哀しい話、優しい話を思い起こして綴りました。これは「物体」との蜜月を終えた音楽へのレクイエムでもあります。
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[book] 黒猫店主 – 観々日5
NEW ¥880黒猫店主の田口氏が毎日何かを鑑賞し毎日一本レビューを書いた日々の記録の2022年10月1日〜2023年3月31日の半年分。183本のレビューを収録。鑑賞、考察、記録、アーカイブの達人によるデイリーレビュー集。今回5作目にして、これにてシリーズ完結とのこと。
これまでの作品はこちらから↓
https://doteirecords.com/?s=%E8%A6%B3%E3%80%85%E6%97%A5&post_type=product -
Izumi Hirakawa – 3 (12EB-129)
NEW SOLD OUT(円盤による紹介文)北海道・北見在住の女性ミュージシャン、平川いずみIzumi Hirakawaの最新作です。前作「mother water」(※道程でも取扱い中!下記参照。)のアナログ盤も好評が続いていますが、それから3年、彼女はメインの楽器すら持ち換え、ヴァイオリン、ピアノ、フルートをいちから学び、再び一人多重録音による作品を制作しました。制作過程こそ前作同様ですが、その音楽の濃度はまったく別次元。歌声までまったく別人かのように艶やかです。ファースト同様の初々しさはあるものの、その質はまったく違って、楽器演奏の初々しさと反比例するような音楽の深化が見られます。それは、かつてのパンゴや変身キリン、ルナパーク・アンサンブルやそのメンバーたちの後の活動を思わせる、堂々とした音楽世界を生み出しています。80年代日本のアンダーグラウンド、アシッド・フォーク、パンクにあった、ささくれた純粋さのようなものが濃厚な本作は、ブラインドでかかっていたらその音の質感も含め、80s自主制作の秘宝盤のように聞こえることと思います。前作同様、今回もハンドメイドの特殊ジャケットになっていて、クラフト・ケースを別種のクラフトでくるみ、さらにクラフトをプリントしたコート紙を貼り付けた装丁になっています。2作とも、音楽はもちろん、様々な紙の感触を楽しんでいただける「物体」になっています。彼女は近年ではヴァイオリンなどで、高橋幾郎のライヴ・サポートなどもしており、今後の活動にも期待が寄せられます。
Izumi Hirakawa – Mother Water
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[CD] TOREO – LIVE IN NIPPON (TOREO CD-1)
NEW ¥1,650タナカ、松岡充、田口史人、マエガキ、シバタ、坂田律子、野村善生、藤田ゆか、村上コンゾ、ミワカタツノリ、大川トモコから成るTOREOが2004年に発売した、正直文句のつけようがない素晴らしすぎる各地でのライブ音源集。音というエネルギーで全てを包み込んでくれる世紀の大傑作。ライブごとにメンバー編成が違うことから察するに、形態や構成に固執せず、フォームを変えながらも音を奏でようという姿勢や執念、愛がビンビン伝わってきます。美しい、ただただ美しいです。
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JUKE/19 – 19/19 (12EB-140)
NEW ¥4,6202023年2月まで国立近代美術館でも展示をやっていた美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤の全カタログを円盤がリイシューするプロジェクト。このリリースで全て完結となります!
(以下、黒猫コメント)今回のJUKE/19.アナログ化プロジェクトの最後を飾るのは2003年にcemetary recordから2003年に突如発売されたJUKE/19.の未発表作品集の初アナログ化です。JUKE/19.は最初の活動期間の数年、毎週レコーディングをしており、初期の作品はその録音の中から編集されて作品が制作されていましたが、かつてのレコードでは使われなかった録音を大量に残しており、その中からメンバーが新たに編集し、JUKE/19.の作品として再構成したもので、単純な未発表作品ではなく、自分たちの過去の録音を素材にした最新のJUKE/19.作品と言っていいものに仕上がっています。今回の装丁は、今回のシリーズ中唯一の既成フォーマットを使用したもので、通常のE式シングル・ジャケットですが、印刷をUVニス厚盛という透明な印刷でヴィジュアルを刷っています。写真ではピンク一色になっていますが、よく見て触れば瞭然の透明デザインになっています。そのため今回はリイシュー全作品のディスコグラフィも載ったキャップ帯を付帯しました。
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JUKE/19 – EZMD (12EB-139)
NEW ¥6,3802023年2月まで国立近代美術館でも展示をやっていた美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤の全カタログを円盤がリイシューするプロジェクト。本作はJukeの5作目。エンボス加工のジャケット、そして単なるレコードジャケットとは一味違った特別仕様のスリーブがコレクターズアイテムとしてもそそられますね~。
(以下、黒猫コメント)1987年に発表されたJUKE/19.にとって5枚目となるアルバム”EZMD”は、フランスの美術家、マルセル・デュシャンの生誕百年を記念して製作されたアーティスト・ブックで、用美社が企画製作したものでした。途中でカセット付きの限定版の制作が提案され、その音源を「ヨーロッパのホテルに滞在するマルセル・デュシャンの1日」というテーマに設定し、すでに活動を休止していたJUKE/19.のメンバーが5年ぶりに再集結して録音したもの。先にテーマがあって制作するということも初めてで、JUKE/19.唯一のトータル・コンセプト・アルバムとなりました。フィールド・レコーディングとバンド演奏がコラージュされた非常に完成度の高い傑作で、かつてCD化されたことはありますが、アナログLP化は今回が初。パッケージはこれまでのリイシュー・プロジェクトの中でも最も過激なものになっており、全面と中までミラー・シートで制作され、大竹作品としても注目度の高い実物に触れたら圧倒されるはずの強烈な作「物体」になっています!!カセットでもCDでもありえなかったアナログ・レコードだからこそ実現し得たスケールの大きな強烈な音に仕上がっており、装丁も含めて今回のシリーズ中、最も衝撃的な作品になったと思います。
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季刊黒猫・別冊 Post Cards
NEW ¥1,100黒猫が2020年から年4回発行してきた「季刊黒猫」の2023年特別号は、これまでのランダム紙片集の形態から離れ、すべてポストカード・サイズに集約したものになりました。これまで同様に、全国各地の黒猫に関係する製作者の連載がそのまま継続したものもあれば、ポストカードとして使えるものもたくさんあり、また新たな形態を提示しています。黒猫の終わらないモノづくりの新展開!是非ゲットしてください!
「高円寺の円盤」が「伊那の黒猫」へと姿を変え、新たな地でスタートした毎シーズン発行される機関紙であり季刊紙、「季刊・黒猫」。私が知る限り世界一の制作スピード、装丁の美しさ、企画の面白さを誇るカリスマ的な店「黒猫」と、そこに集う創作家達による美しい寄せ集め。私も場所を運営するものとして、こんなにも周りに協力者がいるということに心から憧れ、尊敬します。また、こんな前衛的で芸術的で庶民的な読み物が税込み1,100円ということに驚愕すると思います。「かたちあるもの」を制作する、販売する、集めている、全ての人に、アイデアの宝箱として是非手に取ってほしい媒体です。※定期購読も受け付けますので、希望者はdoteirecords(at)gmail.comまでご連絡ください。
過去作品もタイトルによっては在庫あります。https://doteirecords.com/?s=%E5%AD%A3%E5%88%8A%E9%BB%92%E7%8C%AB&post_type=product
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[紙媒体] 黒猫 – 季刊黒猫 2023 冬
NEW SOLD OUT次号の「2023年春」版で一旦このかたちでの発行を終え、新展開へと移行するみたいです!
「高円寺の円盤」が「伊那の黒猫」へと姿を変え、新たな地でスタートした毎シーズン発行される機関紙であり季刊紙、「季刊・黒猫」。私が知る限り世界一の制作スピード、装丁の美しさ、企画の面白さを誇るカリスマ的な店「黒猫」と、そこに集う創作家達による美しい寄せ集め。私も場所を運営するものとして、こんなにも周りに協力者がいるということに心から憧れ、尊敬します。また、こんな前衛的で芸術的で庶民的な読み物が税込み1,100円ということに驚愕すると思います。「かたちあるもの」を制作する、販売する、集めている、全ての人に、アイデアの宝箱として是非手に取ってほしい媒体です。※定期購読も受け付けますので、希望者はdoteirecords(at)gmail.comまでご連絡ください。
過去作品もタイトルによっては在庫あります。https://doteirecords.com/?s=%E5%AD%A3%E5%88%8A%E9%BB%92%E7%8C%AB&post_type=product
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JUKE/19 – PIECES
NEW ¥4,6202022年12月現在国立近代美術館でも展示をやっている美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤を円盤がリイシュー!メンバーたちがとうとう楽器を捨てたサードアルバム!
(以下、黒猫コメント)1981年に発表されたJUKE/19.のサード・アルバム”PIECES”は、JUKEの全作品中最もコンセプチュアルで完成度の高い作品です。前作までのやり方に煮詰まりを感じていたメンバーは、「楽器」を捨て、「それぞれ興味深いと思う音を発するモノを楽器にしていき、いわゆる楽器はサブ的に使用することにしていった」、8mm撮影機、電気カミソリ、ペンチ、スプーン、鉄板、ドライバー、スパナ、トタン板、ナイフなどを「楽器」化し、既成の「楽器」は、アタッチメント、ピックアップとして使用されました。そうして生まれた「音」を幾重にも重ね、ミルフィーユ状になった音の層にメンバーは「こういうものが作りたかったんだ」と納得したと言います。今回のリイシューもジャケットは特殊な装丁になっており、当時付属していた大判のポスターの復刻に加えて、同等の大きさのジャケット・デザインをあしらったポスターも制作。二枚の大判ポスターにレコード盤が挟まれているという大きな紙の束になっています。もちろん今回もご本人の回顧や湯浅学氏の書き下ろし解説付きです。
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JUKE/19 – SOUNDTRACK
NEW SOLD OUT2022年12月現在国立近代美術館でも展示をやっている美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤を円盤がリイシュー!この盤は大竹氏の絵をジャケに使用している一枚になります。レコードの価格として決して安いものではありませんが、実際に手に取って透明プラスチック盤を複数枚使ったこの装丁を見ていただければ、この値段がむしろ安いことに気が付いてもらえるんではないかと思います。大竹氏のスクラップ&ビルド、寄せ集め精神にも通じる、さすが円盤な素晴らしすぎる物体!
(以下、黒猫コメント)1982年に発表されたJUKE/19.の4作目で、レギュラー・バンドとして活動していた時期の最後の作品になります。前作「PIECES」でとりあえずの表現の完成を見たメンバーが「PIECES」で生み出した「音」と、それ以前の手法を駆使して、あえて「曲」を作っていこうというコンセプトで制作された作品。結果的に最も後のオルタナティヴ、ジャンク、と呼ばれるサウンドに近い、アヴァンロック感を感じるアルバムになっています。本作のリイシュー盤は今回のシリーズで最も「重い」豪華なものになっており、オリジナルの色の版を分解し、色ごとの一版ずつがそれぞれ透明のボードにシルク・プリントされ、全てが重なった時にひとつのデザインとなるものになっており、レコード盤を四枚のボードで挟みこんだものになっています。これまでのJUKE/19.のジャケットとは違い、大竹伸朗の絵がジャケットになっており、大竹作品のひとつとしても貴重なものに仕上がっています。
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[10″] JUKE/19 – 19 single(4titles) (10EB-135)
NEW SOLD OUT※当店に入荷した全ての盤に歪みがあり、再生すると針が上下に動きます。当店の再生環境下では針トビなどはありませんでしたが、ご了承のうえご購入お願い致します。
2022年12月現在国立近代美術館でも展示をやっている美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤を円盤がリイシュー!当時7インチでリリースされていたものを、音圧を稼ぐために円盤が45回転の10インチプレスにしたというものです。
(以下、黒猫コメント)
美術家・大竹伸朗がその美術家のキャリアを始める以前にやっていた音楽ユニットがJUKE/19。「NO NEW YORK」に最も早くヴィヴィッドに反応し、作品化した稀有なバンドで、その後のボアダムスなどに圧倒的に先駆ける、既成の音楽のセオリーやフォーマットを破壊、回避、再構築した、非音楽・非楽曲を標榜した音は現在の耳で聞いても衝撃的。1979年~1982年のあいだに合計4枚のLPと1枚のシングルを発表し、行われたライヴはたったの2回で崩壊。その後大竹伸朗は美術家として歩みを始めました。その全作品はリイシューも90年代に一度CD BOXであったきりで、単独のリイシューは今回が初めて。未だ再評価も成されていないのは、日本の音楽・アートにとってとんでもない損失と言わざるを得ません。これはその稀代のバンドの全音源をアナログ化するプロジェクトで、湯浅学と円盤の共同監修。全作品を宇波拓が強烈なアナログ用マスタリングを施し、すべて特殊な装丁に改められて発表します。ライナーは湯浅学氏による解説を書き下ろしを中心に大竹伸朗氏による回顧や、書かれた文章、付属品も可能な限り再録・再現しています。 -
JUKE/19 – NINTY SEVEN CIRCLES ※店頭陳列分のラスト1枚。状態確認はメールにて。
NEW ¥4,6202022年12月現在国立近代美術館でも展示をやっている美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤を円盤がリイシュー!こちらは81年発表のセカンドアルバム。十字に開く紫のジャケットからしてただモノじゃない一枚。
(以下、黒猫コメント)
美術家・大竹伸朗がその美術家のキャリアを始める以前にやっていた音楽ユニットがJUKE/19。「NO NEW YORK」に最も早くヴィヴィッドに反応し、作品化した稀有なバンドで、その後のボアダムスなどに圧倒的に先駆ける、既成の音楽のセオリーやフォーマットを破壊、回避、再構築した、非音楽・非楽曲を標榜した音は現在の耳で聞いても衝撃的。1979年~1982年のあいだに合計4枚のLPと1枚のシングルを発表し、行われたライヴはたったの2回で崩壊。その後大竹伸朗は美術家として歩みを始めました。その全作品はリイシューも90年代に一度CD BOXであったきりで、単独のリイシューは今回が初めて。未だ再評価も成されていないのは、日本の音楽・アートにとってとんでもない損失と言わざるを得ません。これはその稀代のバンドの全音源をアナログ化するプロジェクトで、湯浅学と円盤の共同監修。全作品を宇波拓が強烈なアナログ用マスタリングを施し、すべて特殊な装丁に改められて発表します。ライナーは湯浅学氏による解説を書き下ろしを中心に大竹伸朗氏による回顧や、書かれた文章、付属品も可能な限り再録・再現しています。これは1981年に発表されたセカンド・アルバムでファーストより楽曲的でオルタナティヴ、ジャンク・ミュージックとして鋭さを増した印象の作品。十字に開く箱のような装丁にシルク多重刷りが施された装丁になっています。 -
JUKE/19 – JUKE/19 (yellow)
NEW SOLD OUT2022年12月現在国立近代美術館でも展示をやっている美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤を円盤がリイシュー!
(以下、黒猫コメント)
美術家・大竹伸朗がその美術家のキャリアを始める以前にやっていた音楽ユニットがJUKE/19。「NO NEW YORK」に最も早くヴィヴィッドに反応し、作品化した稀有なバンドで、その後のボアダムスなどに圧倒的に先駆ける、既成の音楽のセオリーやフォーマットを破壊、回避、再構築した、非音楽・非楽曲を標榜した音は現在の耳で聞いても衝撃的。1979年~1982年のあいだに合計4枚のLPと1枚のシングルを発表し、行われたライヴはたったの2回で崩壊。その後大竹伸朗は美術家として歩みを始めました。その全作品はリイシューも90年代に一度CD BOXであったきりで、単独のリイシューは今回が初めて。未だ再評価も成されていないのは、日本の音楽・アートにとってとんでもない損失と言わざるを得ません。これはその稀代のバンドの全音源をアナログ化するプロジェクトで、湯浅学と円盤の共同監修。全作品を宇波拓が強烈なアナログ用マスタリングを施し、すべて特殊な装丁に改められて発表します。ライナーは湯浅学氏による解説を書き下ろしを中心に大竹伸朗氏による回顧や、書かれた文章、付属品も可能な限り再録・再現しています。これは1980年に発表されたファースト・アルバムで、最もピュアに非音楽に突き進んだこのユニットのコアが現れた一枚。全45曲入り。
当時ファースト・プレスが青、セカンド・プレスが赤で製作されたものを今回はその2色に3色目の黄色を加え、全3色でリイシュー。特殊なビニールカヴァーになっています。 -
JUKE/19 – JUKE/19 (red)
NEW SOLD OUT2022年12月現在国立近代美術館でも展示をやっている美術家、大竹伸朗がそのキャリアをスタートさせる前からやっていたバンドの自主プレス盤を円盤がリイシュー!
(以下、黒猫コメント)
美術家・大竹伸朗がその美術家のキャリアを始める以前にやっていた音楽ユニットがJUKE/19。「NO NEW YORK」に最も早くヴィヴィッドに反応し、作品化した稀有なバンドで、その後のボアダムスなどに圧倒的に先駆ける、既成の音楽のセオリーやフォーマットを破壊、回避、再構築した、非音楽・非楽曲を標榜した音は現在の耳で聞いても衝撃的。1979年~1982年のあいだに合計4枚のLPと1枚のシングルを発表し、行われたライヴはたったの2回で崩壊。その後大竹伸朗は美術家として歩みを始めました。その全作品はリイシューも90年代に一度CD BOXであったきりで、単独のリイシューは今回が初めて。未だ再評価も成されていないのは、日本の音楽・アートにとってとんでもない損失と言わざるを得ません。これはその稀代のバンドの全音源をアナログ化するプロジェクトで、湯浅学と円盤の共同監修。全作品を宇波拓が強烈なアナログ用マスタリングを施し、すべて特殊な装丁に改められて発表します。ライナーは湯浅学氏による解説を書き下ろしを中心に大竹伸朗氏による回顧や、書かれた文章、付属品も可能な限り再録・再現しています。これは1980年に発表されたファースト・アルバムで、最もピュアに非音楽に突き進んだこのユニットのコアが現れた一枚。全45曲入り。
当時ファースト・プレスが青、セカンド・プレスが赤で製作されたものを今回はその2色に3色目の黄色を加え、全3色でリイシュー。特殊なビニールカヴァーになっています。
結果の1~15/50を表示しています