Shop (by category)

結果の691~705/1233を表示しています

  • [Cassette] Betty – Lydia Ave.

    NEW ¥1,700

    当店で、自身でも曲を作っているお客さんを中心にかなり注目を集め出しているMissouri州はKansas Cityを拠点に活動するトラックメーカー、Betty(当店ではRick Maunとしてこれまで紹介していましたが、改名したとの連絡を受けました。)の最新作は、オリジナル音源や2020年のライブでの録音をMIXし直したというコラージュビート集。彼の特徴でもあるSP-404のフィルターサウンドは健在ながら、今作はもう少し”すき間”が意識された内容で、「基本的に息をすることと同じスタンス」で彼が向き合っているビートメイキングの年輪とセンスが光る約30分の断片集。Mimiちゃんの地元の友達ということで知り合ったBetty。Mimiちゃんにも負けず劣らずのキャラの持ち主です。日本はもとより、米国を含めても店には当店以外には卸していない(というか卸すために作ってもらいました)ということですので、迷わずうちで手に取ってください。

    既に売り切れていますが、過去入荷の2作品はこちら。
    [Cassette] Rick Maun – I think of you even when I feel my brain is off:
    https://doteirecords.com/product/cassette-rick-maun-i-think-of-you-even-when-i-feel-my-brain-is-off/
    [cassette] Rick Maun – a tape:
    https://doteirecords.com/product/rick-maun-a-tape/

  • [CD] 成田ヒロシ – いつもはじめて (NH0004)

    NEW ¥2,200

    “プロのど素人”、立川市在住の偉奇な(粋な)表現者、成田ヒロシの最新作であるポエトリーミュージックアルバムが登場。録音は吉祥寺にあるフルアナログレコーディングスタジオ、GOK SOUNDにてこだわりのRecordingとMixing。今作は2021年に他界した、成田の昔からの仲間である南正人へのトリビュート作となっており、20代から70代まで成田と南に所縁のあるメンバーが集合。道程の取り扱いブランドでもあるRASTARA Riddimのシヴァも全編にわたりベースで参加しています。

    (以下、過去の作品入荷時のレビューを再掲)
    2020年に出会ってしまい、道程の道程に既に大きな影を落とす人物、成田ヒロシの諸作品が入荷しました。
    終戦から数年後の暑い夏の日に名古屋からこの世界に侵入し、実家2階でアルトサックスをかき鳴らし、近所の小学生から「あそこのおにいちゃんは頭が”コレ”らしい。」と噂された成田。「それでも親から、これはやってはダメという制限を受けたことはない。」と彼は言う。DNAに刻まれた自由な表現術と軽快なフットワークを頼りに、20歳頃に上京。運命的な出会いとなった恵比寿にあった格安アパートの、通常よりさらに安い屋上の物置小屋に身を寄せ、仕事を転々とする。「これまで50以上の仕事に就いたけど、一つとして同じ仕事はなかった。だからいくつになったっていつも新人なんだよね。」晴れた冬の朝の湖面のようなキラキラ度を誇るその瞳には、世の中の広さを本当の意味で知る者だけが獲得できる謙虚さと、すべて見透かしているような鋭さが混在し、シロナガスクジラと大鷲を同時に目の前にしたような気持ちになる

    成田は、つい先日2021年1月7日にライブ中に急逝した南正人と上京して間もない頃から親交が深く、細野晴臣も参加した南のデビュー作「回帰線」のアートワークを手掛けている。音楽で言えば、浅川マキのカバーが有名な「私のブギウギ」は成田が手掛けた代表曲だ。他にも70年代フォークシーンを中心とする多くのアーティストに詞を提供している。隔月で発行され、157号まで続いたIndependent Magazine「街から」の表紙の絵をすべて担当し、鉛を使った造形物の制作、家具の制作、店舗の内装工事など、彼の創作に領域は存在しない。近年は、今回道程でも扱う運びとなった詩の作品と、ポエトリーリーディングのライブを主な表現手法としている。「その道だけを極めつくしたエキスパート」が求められる企業中心の転職市場の面接官には、彼の履歴書は真っ白に見えるかもしれない。しかし、これまでの数多の経験から得てきた技と人脈、それらを繋ぎ合わせることで生まれてくる新しいアプローチと創作、「まだ見たことがないものを見るために生きている」と宣言する好奇心、雑踏をすり抜けていく嗅覚・・・個人がこれまで拠り所としていた社会という柱が揺らぎ、個人として根をはり生きていく力を問われる現代において、フリーランサーとしての彼の履歴書は、A1サイズの紙にも収まらない。たぶん2枚使っても全然無理だろう。明日、東京が再び焼け野原になったとしたら、彼のような人間がサバイブし、新しい街を作り上げていくのだろう、私はそう思った。

    この世界では、知名度と実力は比例しないし、私はそれでいいと思っている。それがいいと思っている。本当の伝説は、いつだってアンダーグラウンドで加速する。

  • Clan Caimán – Asoma (EM1195LP)

    NEW SOLD OUT

    アルゼンチンのマルチ奏者、Emilio Haroが結成したバンドClan Caimánの第二作目も、一作目と同様にEM Recordsからのリリース。カリンバを改造した創作楽器カリンバフォンを中心に、派手な展開は少なめに、穏やかに、怪しく、淡々と進んでいく楽曲達。気が付けばこちらもサイケデリックなステートオブマインドに。濡れ濡れでございます。

  • Various – スリン・パークシリの仕事 ~ Classic Productions by Surin Phaksiri: Luk Thung Gems from the 1960s​-​80s ~ (Complied by Soi48) (EM1185LP) ※店頭陳列分のラスト1枚。状態確認はメールにて。※針落してます。

    NEW ¥2,750

    旅するディガーコレクティブ、Soi48がコンパイルした、スリン・パークシリの作品集。EM Recordsの言葉を借りれば「タイの伝統芸能と西洋ポップスを折衷し、タイ歌謡の方向を変えてしまったゲームチェンジャー的な革命児」であるこの男。Fujiwaraの原西に似ていると思うのは私だけでしょうか?妙に耳につくタイ音楽の中でも、群を抜いて耳にへばりつきそうなキャッチーさとコンポジションの巧みさを兼ねそろえた楽曲達。「忘れられないわ~」で始まる日本のあの曲も、タイなまりの日本語で見事に歌い上げられています。

  • Clan Caimán – カイマン族 (EM1177LP)

    NEW SOLD OUT

    アルゼンチンのマルチ奏者、Emilio Haroが結成したバンドの第一作目。「架空の部族の奏でる音楽を空想した、あるはずの無い秘境に流れる音楽というコンセプト」というテーマがピッタリとはまる極上の熱帯系アンビエントトライバルミュージック。

  • Lieven Martens Moana – Three Amazonian Essays (EM1165LP)

    NEW ¥2,530

    Dolphins Into The Futureの名義で知られるLieven Martens Moanaが、同じくEM Recordsでリリース(再発)されているFinis Africae – Amazonia (EM1148LP)を切り貼りし再構築した作品。西洋文化が第三世界に対してもつ憧れと、そこから来るコンプレックスが生んだ、”西洋視点での第三世界観”(否定的な意味合いは無く)を切り貼りするということにおいて、思想的な目論みも感じざるを得ません。

    Finis Africae – Amazonia (EM1148LP)
    https://doteirecords.com/product/finis-africae-amazonia-em1148lp/

  • [2LP] From Scratch / goat / Don’t DJ / 小林うてなグループ – “8,9,10” and “9,10,11” from Gung Ho 1,2,3D (EM1160DLP)

    NEW ¥3,030

    ポリリズムの達人たちが、オリジナル楽器を使用したリズムトリオ”From Scratch”のGung Ho 1,2,3Dの収録曲の楽譜をもとに演奏した、ダンスフロアでも輝く没入系儀式的音楽の傑作。

  • Finis Africae – Amazonia (EM1148LP)

    NEW SOLD OUT

    第三世界の様々な音楽の要素を取り入れ、フュージョンさせる楽曲で知られるJuan Alberto ArtecheによるプロジェクトFinis Africaeの3枚目のアルバムをEM Recordsが再発。フィールドレコーディング、インド音楽、Jon Hassel的トランペットの音色や、ギロ、カリンバなどの音色が絡み合い生み出す極楽浄土的至極サウンド。一家に一枚でお願いします。

  • Esper – Home Grown : Sounds of Rush (EM1123LP)

    NEW SOLD OUT

    ※ジャケットもHome Grownなため、写真と仕様が異なる場合があります。
    A面に11曲、B面に17曲の短時間の楽曲をコンパイルしたアルバム。ストーンした状態で「聴きたい」音楽は人によってそれぞれかと思いますが、ストーンした状態で聴かれることを明確に意識して作られ、ジャケットのデザインも含めてここまではっきりと打ち出した音源はそうそうないはずです。もう~好きだなぁ~まったく~。作者のコメントはこちら。「(エスパー、1975年)「音響スペクタクル『ホーム・グロウン(自家栽培/手作り)』はストーンドした状況下で聴取されることを意図している。本作は聞き手に感情の発露の多様性を提供するよう設計されている。私は、音響上の激発(sonic rush)を、脈動する良き感性の精神で、歓喜の波動の中において聴取者の身体を通じて反響するものと定義する。音は根本である。拍動は基礎である。効果は私的なものである。」

    (以下、EM Recordsによるコメント)
    大麻吸引でstonedした状態での聴取実験が提案された伝説のアシッド・ストーナー怪盤。ストーンドした人によるストーンドした人のためのストーンドしたレコード。1975年に米で制作された私家版であり、他に敵うものの無いエクストリームな内容とインパクトは特殊アルバムの頂点か?非常に原始的な機材に独自の工夫を施し、テープにせっせと吹き込んで編集していたエスパー氏(ストーンドしていたと推測される)、発表に際しておそらく誰の制止も検閲も受けていないと思われ、手の付けられない状態でそのままレコードになって残ったのは現代アメリカのマジックでありましょう。

  • [2LP] Finis Africae – A Last Discovery : The Essential Collection, 1984-2001 (EM1113DLP) ※店頭陳列分のラスト1枚。状態確認はメールにて。

    NEW ¥2,530

    80年代中盤からリリースをする、いわゆる「ワールドミュージック」「民族音楽」などの第三世界の様々な音楽の要素を取り入れ、フュージョンさせる楽曲で知られるJuan Alberto ArtecheによるプロジェクトFinis Africae。本作は1stアルバム『Prima Travesía(First Journey)』(1984) 、2nd『Un día en el parque (A Day in the Park) 』(1985) 、3rd『Amazonía』(1990) を主軸に6枚のアルバムからEM Recordsがピックアップしたコンピレーション。決まったメンバーではなく、常に流動的にセッションを続けてきたアーティストの様々な世界観が覗き見れる素晴らしいコンピレーションです。

  • [3LP] Yoshi Wada – Singing In Unison (EM1109LP)

    NEW ¥5,500

    La Monte Youngに弟子入りしたことでも知られるYoshi Wadaの78年の2日間にわたる公演を録音した豪華3枚組LP。同じ高さの音を重ねる奏法であるユニゾンにフォーカスした演奏/実験となるこちらの公演。詳細は以下。

    (以下、EM Recordsによる紹介文)
    ワダが音楽を学んだのはラモンテ・ヤングだけではない。60年代終わりよりヤングのロフトに滞在した北インドのヒンドゥスターニー音楽の伝統歌唱のマスター、パンディット・プラン・ナートから1971年頃より約10年間、個人レッスンを受けている。その渦中の1970年代半ば、民族音楽フェスティバルでマケドニアの女性グループの合唱を聞き、同じ音高を斉唱して発生する音の高低差の音響効果に触発されたワダは、自身でその音響再現の実験に着手。この過程で生まれたのが本作『シンギング・イン・ユニゾン』である。これは男声二声または三声の倍音律のユニゾン歌唱による旋法的即興で、1976年から1978年にかけ実験された。本作品は1978年の二部構成のライブのフル録音で、前半は自然短音階、後半がニロ抜き短音階(のはず)での即興である。ワダはこの旋法上の即興実験の際、三声で調子をあわせた歌唱の相互作用でクリアな微分音の倍音が作り出せることを発見し、後に、バグパイプのための器楽作品にこの手法を応用することになる。

  • Brenda Ray ‎– D’Ya Hear Me! : Naffi Years, 1979-83 (EM1108LP)

    NEW ¥2,420

    アルバム「Walatta」が名盤としてよく知られている、UKのBrenda RayがNaffi Sandwichに所属していた頃の音源をEM Recordsがコンパイル。同レーベルが再発している「Steel An’ Skin – Reggae is Here Once Again」をはじめとする音源同様、JamaicanコミュニティーがUKに持ち込んだReggaeが、その時代のその他の音楽に影響し、影響され、変化を遂げていった過渡期の音を聴かせてくれる重要盤。あるジャンルがまだ名前を持っていたなかった時期の音は鮮烈さがあって素晴らしいです。

    ’00年代ベストセラーの新型ルーツロックレゲエ『Walatta』で一躍有名になったブレンダ・レイは、ポストパンク/ニューウェーヴ時代から活躍した人で、スリッツ、ポップグループ、ニューエイジステッパーズ(A. シャーウッドと交流があった)等と同じく、レゲエ/ダブ/ジャズ/ロックのクロスオーヴァーの先端音楽をやっていた。彼女にはPOPなずば抜けたセンスがあり、80年代半ばはソロとして英Virgin等で作品を発表。かの『Walatta』はその「後」のブレンダのソロ・キャリア集成のようなアルバムであった。

    本作『ドゥヤ・ヒア・ミー!(聞いてんの?)』は『Walatta』以前の、初期の録音選集である。

    収録曲はNaffi Sandwichまたは Naffi(ナッフィー)と名乗って活動したバンド時代の音源で、当時リリースはハンドメイド・カセットテープと7インチ。彼らはライブ・バンドとして結成されたわけではなく、アイデアにまかせて作品制作する録音ユニットだった。

    本コンピで聴けるのはもうひとつの『Walatta』の世界で、リズムや手法にジャマイカ音楽の影響が濃厚だが、「レゲエを演奏する気はなく“Dub-up”したかった(= ダブのヴァージョンをやりたかった)」という彼らの音を演奏する。

  • Steel An’ Skin – Reggae is Here Once Again (EM1075LP)

    NEW SOLD OUT

    EM Recordsが1979年発表のUK産「スティール・パン+ディスコ+ダブ」の名作をコンパイルし直してリイシューした色あせない名作。まさにDub、Disco、New Waveなどの関連性を、言葉で説明せずとも音で説明してくれる、点と点を線で結ぶ教材としても素晴らしい盤。そんなバックグラウンド云々はさておき、純粋に音だけで評価してもばっちりぶっ飛ばしてくれる強力な一枚。

    (以下EM Recordsによる解説)
    スティール・アン・スキンは、40年代から英/欧で活躍したアフリカン・ハイライフのスター、ジンジャー・ジョンソンのバンド The Afrikan Drummersの一員だったピーター・ブラックマン(トリニダード出身)によって、1970年代初頭のロンドンで結成されたカリビアン系グループ。トリニダード、ガーナ、ジャマイカ等の出身者で構成され、ロンドンに生まれたアフリカン/カリビアンの子供達に、彼らのルーツの文化を教えるワークショップとして活動し、バンドとしても英/ヨーロッパをツアーした。グループ名は彼らの使う楽器(スチール・パンや木製の打楽器など)に由来する。

    スティール・アン・スキンは、1972年からジンジャー・ジョンソンのバンドでプレイしていたブラックマンが、西ロンドンにあったジョンソンのクラブ「Iroko Country Club」(*注)の箱バンのミュージシャンや常連の黒人達と結成したバンドだ。スティール・アン・スキンがスタートして間もなく、そのうち数人が20th Century Steel Band(彼らの作品「Heaven & Hell on the Earth」は後にグランドマスター・フラッシュのネタとして世界に広まった)を結成し、アルバム制作のために一時脱退するが、20th Century Steel Bandが解散した1978年、中核メンバーのバブルス(Michael Olivera またの名を Moutalla Mohammed)を含む4人がカムバック。そこでファースト・シングル「Reggae Is Here Once Again」を制作した。

    ソカに四つ打ちのディスコ・ビートを取り入れた「Reggae Is…」はスティール・アン・スキンの1stシングルとして1979年発表され、カップリングの「Afro Punk Reggae (Dub)」は大胆なダブ処理を加えたリミックス・ヴァージョンで、スティール・パンのダブ作品として初(?)の試みだった。

    *注:ジンジャー・ジョンソンの「Iroko Country Club」は、Average White Band, Osibisa, Fela Kuti, Peter Sellers, Martin Feldman, Ebenezer Obeyなどが出演したイギリスで当時最もホットなアフリカ系クラブで、ロンドンの黒人層に混じって、多くの有名人、芸能人、ロック・ミュージシャンが出入りした伝説的スポット。

  • Jacob Ohrberg – Deeper Amateurism (VSSL04)

    NEW SOLD OUT

    ShindoのYotogiに続いて、またしても奈良のMole Music文脈からのリリースとなったメルボルンVesselレーベルの004番は、米フロリダ出身で現在は東京在住のJacob Ohrbergによる一枚。Mole MusicのMitsuki氏がDJ Sprinklesと主宰するパーティー「Deeperama」に通っていたことで、Vesselのレーベルオーナーの1人であるTimと交流を持ったJacob。本盤の質感もまさにこのパーティーにインスパイアされたであろう、空間と振動が織りなす、行き場を見つけて流れ出した感情が渦巻くディープチューン。当店入荷分は、国内ではMole Musicと当店のみの取扱いとなるメルボルン流通バージョンのインサート付き。

  • Bixiga 70 – Bixiga 70 (GBLP 116)

    NEW SOLD OUT

    2011年にリリースされたブラジルの大人数編成バンド、Bixiga70のファーストアルバムがゲートフォールドジャケット仕様で念願のリイシュー。Brazil、Africa、その他ラテンやカリブ圏の文化影響が混ざり、昇華された大名盤。特におすすめはPedro SantosのKrishnandaに収録されているDesengano Da Vistaのカバー(B面の3曲目)。オリジナルはかなり高額になってますので、お見逃しなく。

結果の691~705/1233を表示しています