Dotei Records
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【道程レーベル第4弾】[2×7″] Hegira Moya, H. Takahashi, YAMAAN, Aquarium – 上石神井ノスタルジー Kamishaku-G Nostal-G (DTR-004)
NEW ¥3,300店で運営しているレーベル、Dotei Recordsは第4弾作品をリリースしました。素晴らしいG達による素晴らしい楽曲達。Taizo Watanabeによる粋なデザイン。オーダーメイドの特別ゲートフォールドスリーブ。創業40年の八王子MW ATLANTIS FACTORYによる全て手刷りのシルクスクリーン印刷(内側と外側で全3版)。全員が収益性を度外視し、力を集結させて完成した、世にも珍しい7インチ2枚組。全ての面がSide Aのこの物体を、手に取って触って、嗅いで、聴いて、読んでもらえたら嬉しいです。そしてDotei Distroは北米、ヨーロッパ、オーストラリアの三大陸に協力店を確保。これまで同様、100%自主流通でいかせていただきます!
※クリックポスト(250円、保証なし、ポスト投函)で発送する設定になっています。保証付き、手渡しの発送方法を希望の方は別途メールでご購入希望の旨連絡いただければ幸いです。doteirecords(at)gmail.comまで。12インチのレコードを一緒に購入すると自動的にゆうパック80サイズになります。
※デジタルはBandcampのみで販売です。サブスクもありません。フィジカルにDLコードは付属しません。
【Bandcamp】
https://doteirecords.bandcamp.com/album/kamishaku-g-nostal-g-dtr-004また、以下のお店でも取り扱っていただいております。それ以外で見かけた場合は海賊版の可能性がありますのでご注意ください。
<Japan>
Kankyo Records / 三軒茶屋、東京
Naminohana Records / 心斎橋、大阪
Mole Music / 新大宮、奈良
タラウマラ Tarahumara / 淡路、大阪
PEOPLE BOOKSTORE / つくば、茨城
Rana Musica / 下北沢、東京
em records / 南船場、大阪
Studio Tissue Box / 郡山、福島
MARKET / 八王子、東京
ほんとレコード honto record / 丸太町、京都
Inception Records / 桐生、群馬
Void / 加西、兵庫
ENDLEA COFFEE / 八代、熊本<Europe>
Proton Records / Copenhagen<North America>
Range Music / New York<Australia>
Skydiver / Melbourne -
【道程レーベル第3弾】Takesu – Tales Of King Spider EP (DTR-003)
NEW ¥1,850道程が運営するレーベル、Dotei Recordsは第3弾をリリースしました!これまで2020年9月にリリースされたDTR-002 (Soshi Takeda – Memory Of Humidity)からやや時間があいてしまいましたが、千葉を拠点に活動しているトラックメーカー/DJのTakesuによるキャリアファーストリリース、是非バイナルで手に取ってください!今回、詳しいことは付属のインサートに書いたので、込みあげる想いは割愛したいと思います。デジタル版は以下Bandcampページから購入できますので、よろしくお願い致します。(Bandcampで購入していただいた場合も、インサートがデジタルでダウンロードできます。)
【Bandcamp】
https://doteirecords.bandcamp.com/album/tales-of-king-spider-epまた、以下のお店でも取り扱っていただいております。
Mole Music(奈良)
Naminohana(大阪)
Range Music (New York)
タラウマラ(大阪)
Bushbash(東京)
Rana Musica(東京)
Disk Union 千葉店(千葉)
GOOD NEAR Records(茨城)
Inception Records(群馬)
ほんとレコード(京都) -
レコード収納ボックス(レコードの頭が出ないタイプ)
NEW SOLD OUT道程店主の手作りレコードボックス。コンパネで作っています。価格はコンパネの時価により変動。3000円前後になります。全体をサンディングして、角取りしています。あくまでもレコ―ド販売の傍らの作業で、気分が乗らないと作れないため、気長に待てる方だけよろしくお願い致します(前回納入実績:納期5ヵ月)。
・仕様:高さ347mm × 幅359mm × 奥行き224mm ※レコードの頭が出ないタイプ
・色:ケヤキ、マホガニー、ウォールナット、無着色 ※室内用オイルステインにて着色。 -
レコード収納ボックス(レコードの頭が出るタイプ)
NEW SOLD OUT道程店主の手作りレコードボックス。コンパネで作っています。価格はコンパネの時価により変動。3000円前後になります。全体をサンディングして、角取りしています。あくまでもレコ―ド販売の傍らの作業で、気分が乗らないと作れないため、気長に待てる方だけよろしくお願い致します(前回納入実績:納期5ヵ月)。
・仕様:高さ280mm × 幅359mm × 奥行き224mm ※レコードの頭が出るタイプ
・色:ケヤキ、マホガニー、ウォールナット、無着色 ※室内用オイルステインにて着色。 -
[Cassette Tape] Soshi Takeda - Memory of Humidity
SOLD OUT<発売によせて>
この企画について楽曲制作者のSoshi Takeda、デザイナーのTaizo Watanabeに打診をした3/20、世間ではまだ緊急事態宣言も発令されておらず、オリンピックの中止も決定されていない状況だった。「三密」とか「コロナ禍」なんていう言葉が誕生したかどうかくらいの、「WITH コロナ」や「POST コロナ」なんて概念はまだ受け入れる準備はできていなかったくらいの、そんなタイミングだったと記憶している。私が二人と出会ったのは遡ること2009年。調べてみると、その年の流行語には「新型インフルエンザ」がノミネートされていたようだ。「草食系男子」なんて言葉も入っているのを見ると、随分と時が流れたことを感じさせられる。彼らは大学のキャンパス内でスケートボードをしたり、ラジカセで音楽を流している、全員が長髪で革ジャンがデフォルトな集合体で、そのあたりの文化的文脈が皆無だった私にとっても以前から気になる存在であった。そんなある日、僕は「スケートボード」「KDJ」「SP-1200」「クリームシチューのオールナイトニッポン」「Chicago」などの無数の単語の羅列と共に、今は見ることも少なくなったdocomo.ne.jpのメールアドレスが記載された謎のフライヤーを見つけることになる。そこに連絡して彼らに出会ったあの夜は、思い返せば私の長い音楽の旅の最初の一日目となったのであった。そう、その夜に初めて会った僕をワンルームアパートに泊めてくれて、翌朝「まずはこのへんから始めてみろよ」と言わんばかりにChemical BrothersのSurrender、ProdigyのThe Fat of The Land、UnderworldのEverything Everythingの三枚を貸してくれたのがまさしくSoshi Takedaだった。その後、僕たちはロック研究会から部室の分譲を受け、大学キャンパス内にソファやターンテーブルを設置した部屋を得たことにより、蒸し暑くカビ臭いその部屋に24時間365日体制でたむろすることになる。森岡正博氏は草食系男子を、「異性をがつがつと求める肉食系ではない、異性と肩を並べて優しく草を食べることを願う草食系の男性のこと。」と定義したが、僕たちは同性と肩を並べて優しく学食を食べているだけで十分に幸せな大学生だった(と信じたい)。
Soshi Takedaは僕が出会った当初から、Rolandのgroovebox(MCシリーズ)を中心とするハード機材で音楽を作っていた。10年もの歳月が流れると、音楽を作らなくなる者、レコードを買わなくなる者、音楽そのもの自体から遠ざかってしまう者も出てきたり、様々な理由で一時的にそういう状況に陥る者も少なくないが、彼は僕が知る限り途切れることなくその活動を続けている。DAM-FUNKを思わせるようなファンクネスに、琴奏者である母親からDNAレベルで受け継がれた(と僕は理解する)ノスタルジアや風情を感じさせるメロディーラインが加わるその音色は、あらゆる芸術家が切望する、聴いた瞬間に「あ、この人が作った音楽だ。」と人の脳に理解させる固有さを持っている。それは彼がシーンの文脈や立ち位置、人間関係などに依存せず、黙々と自分の音楽と向き合ってきたことからくる、純粋に音楽を生活の友とし、それが故にブレない姿勢がもたらした産物なのだろう。そんな存在がいつも身近にいて、そして感情にドキッと介入してくる美しくも切ないDeep Musicを作っていることは、僕にとって運命というには恐れ多く、この上ないラッキーであったと思う。
本作のタイトルであるMemory of Humidity(湿度の記憶)は、コロナ禍で制限された「外界との接触」へ馳せる思いをコンセプトにして作られたものである。失われたジメジメ感は、ある人にとっては東南アジアのリゾート地で得られるソレだったのかもしれないし、ある人にとってはセブンイレブンの前で缶ビールを飲みながら感じられるソレだったのかもしれない。ただ同時に僕たち三人にとっては、いや少なくとも僕にとっては、僕たちが二十歳前後の時間の多くを過ごしたあの部屋のソレでもある。あの頃から時が経ち、当時の仲間も散り散りになり、世の中が向かう先が更に見えなくなったこの十数年であったが、それでも変わらずに過去の記憶はいつもあの時と同じ場所に僕たちを連れていってくれるみたいだ。
失われたものにばかり目がいってしまう今日この頃。いつになっても失われない大切な記憶を呼び起こし、今日を生きる力強さを聴いている人に届けられるような、そんな作品がここに完成したと僕は高ぶっている。Humidity is a memory of humanity.
2020年8月27日
道程(Dotei Records) 店主・樋口拓郎 -
YAMAAN - 幻想区域EP(DLコード付きCassette Tape)
NEW SOLD OUT<発売によせて>
この度、Dotei Recordsの第一弾作品として、YAMAANによる幻想区域EP(DTR-001)を2020年2月25日にリリースします。本作品は、Mirage Areaという名義でも活動している彼が近年の創作及び生活の両面においてに関係し、関係されてきたAmbient、New Ageなどの要素を軸に、道程レコードのコアであるDeep Houseの要素を取り入れて欲しいという意向をこちらから伝えたうえで、発案から半年以上をかけて出来上がった作品です。慣性が与えられたリズムによりHouseの要素が色濃く出るSide Aの3曲と、より音の隙間と空間が意識されAmbientな要素が押し出されたSide Bの3曲の計6曲から構成されています。
Deepという言葉が内包しうる概念を詳細に言葉で表現することは私にはまだまだ時間がかかりそうですが、その一つに「相反する二つ以上の感情の混在する状態」というものを挙げることができると考えています。それは退廃的かつキラキラしたVelvet Undergroundの音の中にあり、官能的かつノスタルジックなLarry Heardの音の中にあり、壮大かつ身近さを感じさせる吉村弘の音の中にあるものだと思います。これは、無常の中に美しさを見出すwabi/sabiの感覚にも似ており、物事の二面性、表裏一体性を受け入れることにより見えてくる「奥行き」の中に浮かび上がってくる感情の立体性と言い換えることもできるかもしれません。YAMAANの音にはそれらと共通項が確実にあり、それでいて全く異なるDeep(あえて具体化はしませんが)が存在し、それが私が彼の音楽に強く魅かれ、今回リリースをお願いした理由です。
トラック3とトラック5は、昨年の夏、クーラーの無い道程レコードの2階a.k.a.俺の家で2泊3日で創作した素材を基にした曲を収録しています。YAMAANさん、また今年も合宿しましょう。
また今回は、デザイナーの孝學直さんに依頼し、まさにアルバムのコンセプトに合った素晴らしいアートワークが出来上がりました。皆様、是非下記のリンクより、二人の他の作品も覗いてみてください。YAMAAN (soundcloud.com/yamaan)
孝學直 (kogaku.bandcamp.com)YAMAANさんによる素敵なミュージックビデオはこちら。https://youtu.be/TslFeD-8T-U
※今後ささやかなリリースパーティーを予定しております。詳細はホームページ及びinstagram(@doteirecords)にて追って告知させていただきます。よろしくお願い致します。
2020年2月18日
道程(Dotei Records) 店主・樋口拓郎
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