[CD] (Utsunomiya Mixシリーズ) sara & K2 – 鳥を抱いて船に乗る / Bird (NOMART -122)

NEW

¥2,200

宇都宮さんが録音、そしてMIXとマスタリングを手掛けた神音シリーズの第二弾!ピアノとパーカッションのsaraと、モジュラーシンセで発音するK2によるセッションです。宇都宮さん曰く、あとからリバーブなどの空間系エフェクトの処理はせずに、その空間が持つ固有のリバーブ感をマイクのセッティング(置く場所)によって録音したという空気感丸ごと実況録音盤。緊張感が高まり、テンションが緩む。そんな山と谷を何度も越えていく背筋にくる一枚。

【道程から見た宇都宮さん(お会いしたことはないんですが、、、)】
私と親しくしていただいている方であればその名前を聞いたことがあるであろう、八王子の積み木崩し団地に住む、ドヤ街の音師こと、溝口さん。彼について話しはじめるとキリがありませんが、電気、物性、空間的なアプローチから音響改善の案件に従事する溝口さんは、数多といる“自称サウンドエンジニア”とは次元が違う、私も尊敬している人物なわけです。そんな溝口さんから「宇都宮さんっていう人がいてさ。あの人は音響界の宝だよ。おれなんかとはレベルが違いすぎる。」という話を聞いたのは1年ほど前のこと。最近溝口さんの指導のもとでスピーカーや電源タップを自作している俺が野ウサギだとすれば、溝口さんはヒグマ、そして宇都宮さんはティラノサウルスというような構図だろうか。「ガイガーカウンターを自分で作っちゃうんだもん。」そう、放射線測定器を自作してしまうほどの人物で、「電子工作が得意で」と言っているようなレベルの人とは違う銀河系の住人である。製作、修理、音響技師を生業として、サービスマニュアルなんて存在しないようなガチンコの経験と技を必要とする「プロ対プロ」の仕事の第一線を越えてきた経験と知識が、Facebookの投稿にですらにじみ出ている。そう、人並みの音響技師には思い出の詰まったカセットテープの修復の仕事は入っても、玉音放送の修復の仕事なんて舞い込んではこない。人並みの音響技師は指向性によるマイクの選び方を知っていても、マイクを自作するところからやったりはしない。とにかく今、道程が気になって仕方ない人物の一人なんです。

在庫あり

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説明

Label: Nomart Editions / Osaka, Japan

Year: 2023

Format: CD

Condition: NEW

1, Bird #1 22:53
2, Bird #2 30:47

抜粋1 ※ビット数を落としてます。

 

抜粋2 ※ビット数を落としてます。