[Soshi Takeda’s real mother][CD] 武田明美 – 深い海の色の (ENC 1005)

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事件です!Dotei Recordsレーベルからもリリースしてもらい、その後の活躍も目覚ましいSoshi Takedaの実母、Akemi Takeda。彼女が琴の奏者であることは大学時代より話を聞いていましたが、今回彼女が2014年にリリースした9曲入りのフィジカル版CDを入手することに成功した、道程2023年冬のアフェアー。口伝(くちづて)の情報に勝るディグなしでございます。音源を聴いて更にビックリ。本物のJazzが疾走する内容に、正直元々は「Soshi Takedaの母」とネタ的に捉えていた部分も少なからずあった店主も、Sam GendelあたりがやっているJazzすら想起させられ、どっぷりとAkemiの音の世界の穴の中へ、飛行石を身に着けたシータのように、ゆっくりと落ちていきました。洋楽器と和楽器が織りなすフュージョニズム。そのなかでしっかりと統一された質感(これがなかなか難しいんです)。ベースがセッションを引っ張っていく腰にくるJazzから、フルートや尺八などの管楽器がアンビエンスを創出する楽曲、そしてAkemiさんの琴のソロが楽しめる2曲目の「また森へ」など、アルバムとしての流れも非常に美しい内容。「Akemi Takedaの子がSoshi Takedaである」と認識を新たにした次第です。いつか実現させたい親子の狂演は、既に道程のTO DOリストに追加済み。

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